あらすじ
超能力開発セミナー講師、タイの日本人カモリ屋、彼らは巧みな話術で人々をとりこにする。スレスレ主婦モデル、ダッチワイフを創る人形師、彼らは男たちの欲望に火を点け、お金に換える。警察マニアは無線を傍受し勝手に追跡、汁男優は“発射”に職業人のプライドをかける――。知られざる“仕事師”たちの実態が、今ここに明かされる。著者による、新聞拡張団・冷や汗体験記も収録。
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Posted by ブクログ
普通の生活をしている人には関わりのない世界を垣間見るってのも、たまにはいいかなと思います。
新聞拡張員って大変そうだけど、実際大変なんだなと思った。
Posted by ブクログ
大金の裏には危険が潜んでいる職業をしている人に取材をしてそれをまとめたもの。何が危ないのかは読んで見なくても薄々分かるが、読まなければ分からないその手口。騙す方、騙される方どちらにしてもニーズは様々、世の中にはいろんな人がいるものなんですね。中には刺激的で「面白い」の度を超すかもしれませんが、自分はこの本が好きです。
Posted by ブクログ
万引きバスター(仮体験)
私立探偵の浮気調査(体験)
警察マニア
超能力開発セミナー講師(潜入体験)
タイの日本人カモリ屋
月収100万円のメルマガ・ライター
フーゾク専門不動産屋
ギリギリ脱がない主婦モデル
完成度を追求する裏人形師・ダッチワイフ製造
AVの底辺をゆく汁男優
汗と汗と汗の新聞拡張団(体験)
犯罪者でもないのに、表立って語られることの少ないお仕事の数々。
そこにはまだ知らない、というか、考えたこともない
こだわり・研究・自信・誇りがある。
人間の弱さを突いたり、隠された欲望を実現化したり、
自己を満足させるためだけのものもあるかも知れない。
でも、それでも 「仕事として成り立っている」 のだ。
ラクして儲けたい という気持ちは誰にでもある。
しかし、儲けるために 「そこまでするのか!?」という人がいる。
儲からなくても「この道に行きたい!」という人がいる。
それらに携わる人たちへのインタビューと体験を集めた一冊。
「危ない」というよりは「アヤシイ。。。」
※既刊に 怪しいお仕事 がある。これ以上に怪しいって。。。気になる…
インタビューされた方々はいずれも、その道のプロ。
一般ピーポーなアタシでゎ(筆者も?)煙に巻かれるような論理も
その方たちにとってゎ一本筋の通った間違いなく正論なのだ。
どんな仕事でも、シビアな部分はあるもの。
その中で自分に妥協せず、常に邁進していく姿はスゴイと思う。
Posted by ブクログ
「裁判長! ここは懲役四年でどうすか」の北尾トロが紹介するなかなかお目にかかれないお仕事の実態。
特に面白かったのは、超能力開発セミナーへの潜入レポートと、何が楽しいのか理解に苦しむ警察マニアの話。
後半は風俗系の仕事紹介になり、そんな事が仕事になるのか・・・というようなものまで。どんな仕事にも情熱をかける人がいる。たとえ滑稽だと笑われても、犯罪すれすれでも。
Posted by ブクログ
北尾トロの危ないお仕事!を読みました。法律に触れるすれすれのところで仕事をしている人たちのレポートでした。いろいろな仕事があるものだなあ、と感心させられます。10例の職業の紹介の中で特に面白く読んだのは、お色気を売り物にしてしっかり稼いでいる主婦のお仕事とダッチワイフ製造販売の社長さんの話でした。持ち前の色気や技術力を元手として創意工夫を重ねながら、コストと売上をしっかり管理して利益を上げていくそのしたたかさには脱帽してしまいます。よくニッチな産業がねらい目という言い方をしますが、ここまで徹底できればいいなあ、と思いました。
Posted by ブクログ
「万引きバスター」「私立探偵」「超能力開発セミナー講師」あるいは「だっちワイフ製造業者」「汁男優」といった、いわゆるちょっと堅気じゃない感じの仕事に関するルポ。
特に「万引きバスター」の章が、普段小売店に勤めているので、そこで常駐している警備の人のことを連想したりして興味深かった。
著者本人の新聞拡張団潜入記も面白かった。
Posted by ブクログ
『怪しいお仕事』に引き続き、今度は危ない!いったいどんな危険なお仕事が紹介されているのか・・・と思いながら読み始めた。でも、いったい「怪しい」「危ない」の基準は何だったんだろう。とにかく、今回は万引きバスターや私立探偵の浮気調査、メルマガ・ライター、ダッチワイフ製造者などと面白そうなお仕事沢山。むしろこっちのほうが「怪しい」し、ギャンブルが絡んだ仕事のほうが「危ない」んじゃなかろうかと、タイトルにちょっと疑問が残った。こんなことまで仕事になるのか、仕事にしてしまうのか、と素直に驚きました。でも警察マニアは仕事になってないでしょう・・・。