【感想・ネタバレ】不思議の国のアリスのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 この本の感想を一言で言うなら、己の異物感。主人公アリスの目線で本を読み進めていくが、登場人物との会話が全然噛み合わない。というか、登場人物らの言っていることがよく分からない。共感できない。読んでいる途中から、共感の試みや理解することを放棄したほど。だから、自分って異物なんかなと感じた。
 それでも歩みを進めないアリスは強いと思ったし、最後の裁判で声を上げるところも応援しながら読んでいた。

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2023年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 これも何度手放しても買ってしまう本。

 他のアリスも読んではみるが、ピンとこない。
 結局、自分の中では矢川澄子翻訳版が一番しっくりくる。

例えば
88-89ページ

'Would you tell me, please, which way I ought to go from here?'
「あのう、わたくし、ここからどの道を行けばいいか、教えていただきたいんですけど」

'That depends a good deal on where you want to get to,' said the Cat.
「そりゃ、あんたがどこへ行きたいかによるわな」とネコのこたえだ。

'I don't much care where—' said Alice.
「どこだっていいんですけど──」

'Then it doesn't matter which way you go,' said the Cat.
「そんなら、どの道だってかまわんだろ」

'—so long as I get SOMEWHERE,' Alice added as an explanation.
'Oh, you're sure to do that,' said the Cat, 'if you only walk long enough.'

「──どっかへ行きつけさえすればね」アリスがいいそえると、ネコはネコで、
「あ、そりゃ行きつけらあ。ちゃんと歩きつづけて行きさえすりゃあね」


 こんな具合(と、アリスを読むと言いたくなる笑

 少し気取った言い回しと、他の翻訳にはしっかりと全文についてくる「と、アリス」「とネコ」の部分が省略されているのも読み易い。

「らしさ」を求めると、この翻訳が一番自分好み。



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2022年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チョッキを着た兎を追いかけると、そこには不思議な世界が広がっていた。主人公アリスは、様々な人物――動物と云うべきか――に出会っていく。永遠に終わらないお茶会の主である帽子屋、癇癪持ちでトランプ姿の女王、不敵な笑みを浮かべる猫……最後は予想していなかった展開だが、”不思議”に完結させることが、この作品の主題なのかもしれない。

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2016年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これまでちゃんと読んだことはなかった。
支離滅裂というか、夢を見ているようなストーリー。
そして、最後は夢落ちなんだね。
鏡の国のアリスも一応読んでみたい。

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2016年05月18日

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