【感想・ネタバレ】文系でも思わずハマる 数学沼のレビュー

あらすじ

数学って……
「何が面白いの?」「何の役に立つの?」
「世の中でどう使われてるの?」
そんなギモンに数学専攻の東大クイズ王が答えます!

・横綱が69連勝する確率はどれくらい?
・「メガ盛り」と「ギガ盛り」、大きいのはどっち?
・論理的思考が身につく「対偶法」
・数学で大金持ちに!?「複利」の法則
・個人情報は「素因数分解」で守られている
・桜の開花予測を支える「微分積分」
・選挙の当選確実はなぜ「0秒」で出せるのか?
・戦争を「暗号解読」で終結させた男 …etc.

一度ハマると抜け出せない
美しくて、楽しくて、深い
「数学の世界」へようこそ!

本書は3歳の頃から「数学沼」にどっぷりハマってきた鶴崎さんが、
数学や数字の「美しさ・楽しさ・深さ」について語り尽くした一冊です。
数学にコンプレックスがある人から、数学クラスタの人まで、
”面白くって役に立つ”「数学の世界」に足を踏み入れてみませんか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

フィボナッチ数列=隣の数を足した数列。その比は黄金比に近づく。
日本では白銀比=神の比率、大和比ともいう。法隆寺の五重塔、伊勢神宮など。1:ルート2。紙の縦横の比率。
グーゴル=大きな数字の単位=1グーゴルは10の100乗。Googleの名前の由来。
自然数と平方数は濃度が等しい=1:1対応が可能。自然数と1:1で対応できるものを加算集合、無理数のような1:1で対応できないものは、非加算集合。

確率が100分の1のくじを100回引くとあたりがでる確率=当たらない確率の逆=99/100の100乗を1から引いたもの。
秀吉の紐=気の数を数えるとき1000本の紐を用意して、ひとつひとつに結びつけた。

野生生物の数を数える=標識再捕獲法=個体を一定数捕獲して印をつけて、期間をおいて再度個体を捕獲して印のついた数を数える。
迷路を探索するための方法=右手法。壁を右手で触りながら辿る。
2分法=辞書を半分程度開いてどちらに属するか、で絞っていく。3216ページの辞書で最大12回で目的のページにたどり着く。2の12乗>3216
72の法則=72を利息で割ると福利で倍になる年数が分かる。
サイクロイド=最速効果曲線。東京大阪間で地下トンネルを掘るときに最も速度がでる曲線。ジェットコースターのコースは速度が出るようにこのカーブになっている。円の一点が回転するときに辿る曲線。
クロソイド=高速道路のインターチェンジの曲線、一定の割合でハンドルを切ると曲線。人にやさしい曲線、安全曲線。
電子体温計は、微分法で体温の上がり方から到達点を測定している。
暗号技術は素因数分解の応用。RSA暗号。公開鍵暗号=暗号鍵がわかっても計算が大変で解読が困難。=フェルマーの小定理。
血液型の比率は、世代交代が進んでも変わらない。
血液型の比率は国によって違う。アメリカとフランスは0型とA型が多い。メキシコはO型が多いなど。血液型占いがない。
人類はもともとo型、農耕民族でA型が誕生、遊牧民がB型になった。
O型が生まれる確率が低いが、そうなっていないのはもともとO型だから。
エラストネスのふるい=素数の倍数を消していく方法
フェルマーの小定理は高校生でも証明可能。

ガロアは決闘で死んだ。
チューリングがエニグマの解読をして戦争終結が3年早まったといわれている。
人類最古のアルゴリズム=ユークリッドの互除法=二つの数字を割って、除数を余りで割る。ゼロになるまで繰り返すと最大公約数が求められる。

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2023年08月27日

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