あらすじ
【電子限定特典付き/電子限定に書き下ろされた番外編を追加収録!】
フランチェスカが第一王子婚約者の立場を利用する悪女だという噂が流れているらしい。
「本当にやったのか?」「からかわないでよ」
幼馴染のエルはわかっているくせ冗談交じりに聞いてくる。
けれど婚約者の浮気現場に遭遇したある日。蔑ろにされているとわかっていたけど…と思わず涙したフランチェスカを偶然通りかかったエルが慰めてくれて……。
これを最後にしようと、フランチェスカは第二王子お披露目の夜会へ単身向かう。
仮面の男にダンスを申し込まれたけれど、仕草も何もかも見覚えのあるこの人はもしかして──!?
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匿名
可愛らしいヒロイン
悪役令嬢に仕立て上げられそうなヒロインは、とても可愛くて、頑張り屋さんの淑女でした。彼女の頑張りを見ずに、自分にとって都合の良い言葉を言ってくれる男爵令嬢にうつつを抜かした王太子は大馬鹿ですね。でもお陰で、腹黒い兄貴と初恋拗らせ幼馴染が暗躍できるようになりました。自身がどれだけ愚かだったのか、目が覚めたようですし。まぁ、一生飼い殺しされるのでしょうが。ヒロインとその腹黒兄の両親が亡くなったのは何故なのか。そのお話を作者様は買いてくださるのか、楽しみにしております、
匿名
第一王子が見放され過ぎ
改めて読み直したが、、、
ヒロインが噂だけで悪役にされて、やってもいないことで婚約解消されそうな話の裏で
色々兄とヒーローが全部調べて、陰謀を暴いて云々。
黒幕は男爵令嬢の父親だが
王子の側近が取り込まれて、王子の周りはそいつらで固められて
裏取りしたつもりが、その側近に騙されていて、、、
如何になんでも、借金で首が回らなくなるような貴族家の令息が側近についてるとか
放置する王室がどうかしているし、諫言する側近とかいるような描写もなく
これで「一方の言い分だけで〜」ってのもかなり酷。
王妃は如何にも「期待してたのにアホしおって」みたいなことを言い放っていたが
王子に付ける補佐役も碌に吟味せず、周りの大人も碌にフォローせず
全部自己責任でやらせるとか
如何に次期国王候補であろうと、いやむしろそのくせに国王、王妃が教育係を碌に整備しないまま放置とか
無責任の度が過ぎる。
必要な情報は全部王子に伏せ、様々な教育などで行動の自由は最小限。
一方、第二王子は気ままとまでは言わずとも、結構好き勝手行動出来、ヒロインや国の要職にあるヒロインの兄とも裏ではあるがかなり自由に会える。
全面支援ではなくとも本来あり得ない情報リークもちょくちょく受けられる。
こんなもんどう考えても王室ぐるみで第一王子を潰しに来てるよ。
事件後に「元々は十分有能だった」なんてクソ嫌味だろ。
誰も助けるつもりがないなんぞ、流石に可哀想だ。
タイトル間違ってる。
「断罪されそうな第一王子ですが、国が全ての助かるフラグをへし折っていきやがった」
だと思うわ。
面白くない
個人的な感想ですが面白くなかったです。
タイトルにありますが、別にヒロインが悪役令嬢と言うわけでもなく、幼馴染のヒーローがフラグをへし折っている感じもありませんでした。ヒロインは悪役令嬢として断罪されそうになりますが、それはあくまで噂の範囲でヒロインのアリバイもありすぐに解けます。早々に婚約破棄問題は解決して本編の大半はヒロインがヒーローに落ちるまででした。それも本人の自覚の問題だけだったので読み物としては一般的な恋愛小説よりも下らなかったです。
作者様や発刊元は何を書きたかったのか。特に考えさせられたり感動もなく、ドキドキハラハラ感もなく暇潰しにもなりませんでした。再読はないです。