あらすじ
わたしはいわゆる潔癖症だ。除菌ジェルは必携。公共の乗り物に乗るときは、マスクと手袋が欠かせない。海やプール、温泉が苦手。そんなめんどくさい性質のわたしはある夜、鍵を忘れてアパートに帰ってきてしまった。部屋に入れず途方に暮れていると、隣人の男性から思いがけない提案――「よかったら、うち泊めますけど」。わたしは思い切って申し出を受けることに。これを機に始まった交流の中で、徐々に彼との距離は縮まるが――。わたしと彼を隔てるのはアパートの壁一枚……だけじゃない!? 距離は近くても道のりは険しい、王道の恋愛小説。※本書は、2021年にKADOKAWAより刊行された単行本版を改稿した文庫版です。
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Posted by ブクログ
ほぼ最後まで付き合うまでのドキドキ感が味わえて楽しかった。特に波乱とかないのかなと思ってたときに序盤のすみれのタトゥーがキーになるとは思わなくて思わずキタキタ!!って思いながら読んでしまった。
冒頭から最後まですごく好みの一冊に出会えて満足
Posted by ブクログ
今年23作目。
潔癖症の女性が同じアパートの隣人、イケメンライターに恋をする。
高校時代に初めてを捧げた男友達、劇団員と付き合う親友、シングルマザーの女性とカレー屋店主
会社内の恋と意外な共通点。
アパートと会社の往復に物語がギッシリ詰まってる。
主人公の浮き沈みも読んでて面白い。
プライベートが上手くいってると周りがよく見えるようになって
普段見落としてしまう程の些細な変化にも気づくようになる。
負のスパイラルに入る時もあるんだけどね。。。
「生活をおろそかにしないひとですね。」
そんな人良いよね、魅力的。
Posted by ブクログ
鍵を忘れアパートに帰宅し、途方に暮れていると隣人男性が家に泊めてくれることに── から始まる王道恋愛小説。ムズムズ、キュンキュン、ヤキモキする気持ちは懐かしい少女漫画のよう。 挨拶しかしたことのない隣人の家に泊まるというシチュエーションは置いといても、恋をしてなかなか進展しない感じ、邪魔が入る感じこのモヤモヤはリアルだなーと思った。 久米の話、琴引さん目線の番外編があっても面白そう。
Posted by ブクログ
恋ってこんな感じか!とLINEのやり取りでわーっと久しく感じていない気持ちを疑似体験できました!笑
面白く読めました!
琴引さんはいつから好きになってたんだろう.....?
Posted by ブクログ
琴引さんの態度がサラッとしているからこそ、耳が赤くなっている、というようなわかりやすい好意の描写にキュンとした。恋愛に関心が薄そうな雰囲気を醸し出していたから、刺青のことを知って苦しくなった。自分に過去があるように誰にでも過去があって、その領域には絶対に干渉できないし、今のその人の魅力を作り出したのは過去でもあるし、今のその人と関われているのは今の自分である、というのは全てわかっているのだけど、刺青を入れる程の覚悟を持って向き合った人がいるという事実に心を抉られる。LINEが返ってくるとか、顔を見れたとか、それだけで嬉しかったはずの恋心が、関係が深まるごとに貪欲になっていくのが悲しいと思った。