あらすじ
わたしはいわゆる潔癖症だ。除菌ジェルは必携。公共の乗り物に乗るときは、マスクと手袋が欠かせない。海やプール、温泉が苦手。そんなめんどくさい性質のわたしはある夜、鍵を忘れてアパートに帰ってきてしまった。部屋に入れず途方に暮れていると、隣人の男性から思いがけない提案――「よかったら、うち泊めますけど」。わたしは思い切って申し出を受けることに。これを機に始まった交流の中で、徐々に彼との距離は縮まるが――。わたしと彼を隔てるのはアパートの壁一枚……だけじゃない!? 距離は近くても道のりは険しい、王道の恋愛小説。※本書は、2021年にKADOKAWAより刊行された単行本版を改稿した文庫版です。
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Posted by ブクログ
あらすじと帯に惹かれて、久しぶりに本屋で文庫本を購入しました。
「たまゆらにしたくない」というタイトルの回収に、
あーーーーーーーー……………(サラサラと灰になる絵文字)もう言葉になりません。こんな、こんな………恋愛小説をそんなに好んで読むことがなかったんですが、これはもう心臓にぶっ刺さって抜けない素晴らしい作品です。
良かった、この作品を読める現代に生まれて。
ちゃんと学生時代に国語の授業サボんなくて良かったです。
思わずアカウントを作るくらいには、すごく心を揺さぶられました。
明日、コーヒー飲みながらもう一回読もうと思います。
Posted by ブクログ
恋ってこんな感じか!とLINEのやり取りでわーっと久しく感じていない気持ちを疑似体験できました!笑
面白く読めました!
琴引さんはいつから好きになってたんだろう.....?