あらすじ
汎関東主義秘密結社“NATTO”の殺人組織、駅弁王・幕内弁助ひきいる“KIOSK”が新たな標的に選んだ我らが定吉七番。二重、三重に仕掛けられた罠におびきよせられる定吉、そして芸者桃千代こと赤坂5号こと立穴裕子の命運は――。レトロな赤坂・青山・ロッポンギを舞台に、さあ情無用の立廻り!!
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Posted by ブクログ
東郷隆の『ロッポンギから愛をこめて』
関東の弱小教団の納豆団を、巨大な秘密結社NATTOに育てた駅弁王の幕内弁助は、その殺人組織KIOSKの存在を、関西に知らしめるために、定吉七番を標的に決め、様々な罠を仕掛けて来る。
芸者桃千代を、組織から抜け出そうとしている女子大生として仕立て上げ、定吉の元へ送り込み、関西で有名な情報員である定吉のスキャンダルで辱めてしまおうという企み。ところが、二人は何重にも欠けられた罠を、二人は運良く?すり抜けていく。
そして、次第に、桃千代が定吉とのスキャンダルの捨て駒であることがわかり、二人は・・・
定吉が有能なのか、有能じゃないのか、よくわからん感じやけど、最後は、うまくやり遂げてて、終わりよければ全てよし!
ってとこやね。
定吉七番シリーズが小説現代の6月号から復活したらしいので、要チェック!