【感想・ネタバレ】雪之丞変化（下）のレビュー

三上於菟吉

あるときは危機一髪の白刃、またあるときは決意を鈍らせる人情の足枷。女賊の横恋慕、将軍家愛妾の純愛、さらには邪剣の使い手の逆恨みが、次々に雪之丞の前に立ちはだかる。しかし、闇太郎の侠気にも助けられ、雪之丞の復讐の刃は、一歩また一歩と親の仇に迫っていく。そして、ついに凄絶な最後の時がやってきた！ 映画や舞台の名場面でも知られる、奔放華麗、日本大衆文学史を飾る代表的長編。

[ブクログ · ★★★☆☆]

武術と芸に秀でた、美貌の女形・雪之丞。
彼が両親の敵討ちをする話
彼を助ける老師、庶民の味方の大泥棒や、
彼に恋い焦がれる敵の娘が絡む。

簡単に読めそうな時代物かなぁ、と手に取りました。
大衆時代小説。

数年前、タッキー主演でドラマ化。
古い話で、過去に舞台や映画化している。
長谷川一夫、美空ひばりとか。ふ、古い。