【感想・ネタバレ】中国怪奇物語<妖怪編>のレビュー

あらすじ

女の姿が描かれた人間の皮……青い顔、鋸の歯の妖怪がその皮をすっぽりとかぶると、たちまち女に変った。彼がその肌になれ親しんできたあの女に――。ぶきみな化け物が怪異を現じ、什器が、草木が、けものたちが、姿を変じて人をたぶらかす。超常識のあやしい魅力をたたえた、身の毛もよだつ妖怪物語、67篇。

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Posted by ブクログ

意外と勉強に(?)なった気がします。
日本と同じような話も多々あったり、フフッとなる話ありで楽しい本でした。

お気に入りは「驢馬に乗った女」「泥濘十里」「山魈」

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2012年04月26日

Posted by ブクログ

中国の妖怪物語。『捜神記』『広異記』など種々の書物から妖怪奇譚が抜粋されている。山都など魑魅魍魎の話もあるが、動植物が人に想いをうつし化けて出る話も多く、異形と誠実な恋をする人もいれば、人を騙し食い殺す異形もいる。最後に収録の「任氏伝」からは妖女の姿に思わぬ生き様を見ることができる。

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2009年10月04日

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