【感想・ネタバレ】ピカソの言葉~勝つためでなく、負けないために闘うのレビュー

あらすじ

破壊と創造の画家ピカソの言葉とその軌跡。
20世紀最大の画家ピカソ。
若くして成功し、91歳で亡くなる直前まで「呼吸をするように」描き続けた。
その軌跡を言葉と共にたどる。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

・探すのではない。発見するのだ。

・何か言いたいことがあったら、いつでもこう言うべきだと感じた通りに言ってきた。
モチーフが異なれば、いつだって違う表現法が要求されるのは当然のことだ。

・自分のファンになったら終わりだ。いつまでも、何かを成し続けてゆきたいと思うなら、自分自身をも否定しなければならない。

・誰かを選ぶということは、ある意味、ほかの誰かを殺すことだ。
だから、誰かをえらぶときには、外科医の、殺人者の勇気を持たなければならない。
そして同時に、罪悪感をも引き受けなければならない。

・二人の間の出来事は、ただ二人がそれを望むから起こる。
そうあるべきだ。

・問題はその人間が何者なのかということ、重要なのはその人間のドラマだ。

0
2025年11月18日

Posted by ブクログ

誰もが生まれた瞬間から「死」と隣り合わせであり、生まれた瞬間から余生を生きているわけです。 『ゲルニカ』はドイツ軍がゲルニカを無差別爆撃しなければ生まれることのなかった作品。ピカソの答えは痛烈な皮肉であり真実です。 性行為から得られるインスピレーションは創作の重要な原動力の一つでした。それを失って、打ち拉がられるのではなく、失った絶望をエネルギー源に変えて創作したのです。 ピリオドのない自己探求、生きる歩みを全く減速しない姿に、胸がひりつきます。 プロメテウスの鷲 芸術家とミューズの関係

0
2023年06月07日

「ノンフィクション」ランキング