あらすじ
女の子の髪を切ることが好きな少年・灰村切。彼の鋏「断裁分離のクライムエッジ」は、絶対に切れないと言われる「呪いの髪」を持つ少女・武者小路祝の髪を切ってしまった。二人はオリエンテーリングの真っ最中。最終日の夜に一緒に星を見る約束も出来ないまま、祝の命を狙う新しい殺害遺品の権利者が現れて……?そして物語は新たな展開へ。大人気ラブ・バトルストーリー!
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ルールブックは早々にリタイアさせるには惜しいキャラクターだった。彼らの運命が慈悲なきものであることが示唆され、だからこそ物語が引き締まるとも言える。最期のシーンは通して捉えてもかなり印象深い。
Posted by ブクログ
絵は上手いが迫力が無い、のっぺりしている。
構図・パースが下手なまま進化していない。
悪い意味でMFっぽい。
恐怖や覚悟、決意のような盛り上がる部分の表情がことごとくイマイチ。
悪い顔も上手く描けてない。入ってこない。
でもお勧めできる。次巻が気になる。共闘なんかも見てみたい。
Posted by ブクログ
変態な主人公が活躍するお話3巻目。まさか、"ルールブック"を退場させるとは予想外だった。あれほど魅力的で存在感を感じさせてくれるキャラもなかなかいなかったのでものすごく残念。
殺害遺品(キリンググッズ)のほうは新しいものが出なかったけど、代わりに切と祝ちゃんのほうは多いに進展し満足です。
終盤でのあの状況、祝ちゃんに何が!? 続編早く来てくれー!!
Posted by ブクログ
いつ見ても変態 今回は微エロ
話しが急に進み過ぎてた気がする。読んだ後もう一度一度読み返すと良いかも
ーーーネタバレ注意報ーーー
中島正義には生きていて欲しかった。もう少し彼の登場回数を増やせば良かったのに‥
いいキャラしてたのに
誰かが命を落とさないと盛り上がらないような展開になってしまったのが残念
まぁバトルものだから仕方ないんだけどね。
とおもったら負けなんだよ!
Posted by ブクログ
既刊を読み始めて概ね中2的設定だが、なかなかの佳作であると。
殺人鬼の系譜を受け継ぐ後継者のストーリー。
概ねこの手のストーリーは苦悩にまみれて、「殺す」事への忌避感と良心の呵責に苛まされるのが王道だが、この作品はそれとは真逆に「殺人鬼」である自分を肯定し、それを拠り所として果敢に戦うという点が新しい。
と思ったらこの骨格は西尾維新がもうやってた。
だから好きになったんだろう。
Posted by ブクログ
今回は早速に話が進んでいった。これはきっと二巻まではこの話の全貌がほとんど語られなかったからだろう。なので、全貌ともいえる呪いの原因、それを支配し観察する魔女の一族、小さな流れがいったん大きな流れに飲み込まれ、再び小さな流れとなる、これからどうなっていくんだろうか