あらすじ
中学生からはじめる新しい勉強法
勉強はつらく苦しいものだと感じながら勉強している生徒と、目的意識をはっきり持ち、楽しく勉強している生徒では、最終的な学力に大きな差が生まれてきます。
学校や部活、友達やSNS、やりたいことが多すぎる中学生だからこそ、自分がどう「勉強」や「受験」に向き合わなくてはいけないのか、改めて考えてみてください。
本書では、志望校選びのコツから、定期テスト攻略、自宅勉強術、受験対策まで、ありとあらゆる中学生のための「勉強」にまつわる項目を詰め込みました。勉強することの意義や楽しく勉強を続けるためのコツなどが満載です。
SNSで話題の人気カリスマ塾講師
本書では、TikTokやYouTubeで「一度でいいから教えてもらいたい」「ひとつひとつのことが納得できる」などと話題の人気塾講師ラオ先生が著者として教える、“中学生のためのすごい勉強法”
・学校勉強と受験勉強のちがい
・学校のワークは目的をもって3周する
・テスト対策は「逆算」で考える
・勉強をはじめる前に白紙を1枚用意する
・やる気がないときの勉強は仕組みに頼る
・テスト勉強は「全体の把握」と「「優先順位付け」が肝
・受験本番で緊張しない方法
など全66メソッド!
「なんとなく勉強していた」「親や先生に言われるがまま勉強していた」…本書を読めば、きっと勉強が楽しくなる!中学生必携の1冊です。
【目次】
1章
「何をすればいいかわからない!」
~勉強の「目的」を知ろう~
2章
「志望校はどう決めればいい?」
~後悔しない学校選びのコツ~
3章
「宿題と受験勉強、どっちが優先?」
~超効率・内申獲得のコツ~
4章
「成績が上がらない!」
~点数が飛躍するテスト対策のコツ~
5章
「やる気が出ない!」
~習慣化できる「自宅学習」のコツ~
6章
「どれくらい勉強すればいい?」
~バテない勉強計画のコツ~
7章
「苦手科目を克服するには?」
~科目別勉強のコツ~
8章
「受験がつらい!」
~メンタルコントロールのコツ~
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
中学生が読んでも具体的で取り組みやすい内容が多く、保護者向けに書かれている項目もおっしゃる通りだと思える内容。
勉強法だけでなく志望校を決めることが大事であること、それをどのように決めるのか、も記載されていて良い
Posted by ブクログ
「やる気を出すのを待ってると一生勉強できない」みたいな本音トークが多く、現実的で親近感がわく。やる気より「行動の工夫」が大事、というのが名言。
1:具体的な勉強法が多くてすぐに実践できる
・ノートの取り方
・英語や数学の覚え方
・学校の授業の活かし方
など、勉強への“向き合い方”だけでなく、“テクニック”もバランスよく載ってる。
2:失敗の共有があたたかい
ラオ先生自身が勉強でつまずいた経験や、たくさんの生徒と接してきた中での「失敗パターン」も紹介してて、「あ、自分だけじゃないんだ」って思えるのが安心感ある。
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3:気になるところ
学校や塾によっては合わないやり方もある
「授業は聞かなくていい」とまでは言ってないけど、スタイルによっては先生に怒られそうな工夫もチラホラ(笑)。でも、目的はちゃんと「成果を出すこと」。
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4:こんな子におすすめ
•勉強の仕方がわからず、とりあえず問題集を解いている子
•成績は悪くないけど伸び悩んでいるタイプの子
•効率よく勉強したい&やる気が出ないと悩んでる子
Posted by ブクログ
中学生のためのすごい勉強法
著:ラオ先生
勉強ができる人が手に入れる最も大きな価値というのは「自分にとっての成功体験から来る自信」である。
自分に対する自信というものは、「自分を信じることができる力」に直結する。それはどんなことにおいても必要不可欠な力であり、それを簡単に身につけることができるのが「勉強」である。なぜならば、自分の努力値が簡単に「数値」となって成果に現れるからである。
少しでも自分を変えたい。なかなか結果が出ずに悔しくて、今すぐに結果が欲しい。そんな中学生のために、すぐにでも始められる「正しい結果の勝ち取り方」について本書では以下の8章から成る。
①何をすればいいかわからない 勉強の目的を知ろう
②志望校はどう決めればいい
③宿題と受験勉強、どっちが優先
④成績が上がらない
⑤やる気が出ない
⑥どれくらい勉強すればいい
⑦苦手科目を克服するには
⑧メンタルコントロールのコツ
息子のためと言いながら自分のために読んでいるのかもしれない。プロセスを褒めることは大切ではあるものの、やはり結果が伴わなければ、無駄とは言わないが効率的でもなく、親としてそのプロセスを含めて間接的にでも見守る中で良い結果に結び付けてやりたい。
箸の上げ下げ迄をとやかく言うのではなく、助けを求めて来た際や、助言としてコミュニケーションを図るチャンスがある際には本書から得たことをフル活用してこっそりとアドバイスなり、フォローを行いたい。
中学生の勉強の本の中にも社会の本質はたくさんあり、勉強なりで得られた知識だけではなく、努力の仕方や中長期的な目標に向けての積み重ねは社会人にたっても人生に大いに役立つ。
自信をつけるには外発的動機づけではなく、やはり自身から湧き出る思いによる行動が必要となる。