【感想・ネタバレ】リーマン幾何学 数学選書11のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年11月19日

学部上級または大学院レベル

Ⅰ.多様体からの準備。
定義の嵐に難儀する。松島の多様体の時と同じような苦しさだ。ここの章には、あとから何度も戻ってくることになったが、読み返すと、記述の的確さに気付かされた。

#微分幾何学の本を何冊か勉強して、3ヶ月ぶりに本書を最初から学び直したが、特に小林本で曖昧...続きを読むだった部分が本章でクリアになった。

Ⅱ.リーマン幾何における基本的な概念。
共変微分、クリストッフェル記号の定義のノーテーションが物理の本とは違う。しかし、物理で触れたからこそ、初読でもかすかに何が議論されているか分かった。最後の複素射影空間だけは初読でもついていけたが、あとは定義が飲み込めないまま議論が続き、初回の理解は厳しかった。

#再読し、ノーテーションに関しては、違和感がなくなった。しかし、正確な理解は難しい。

Ⅲ.リーマン多様体の大域的概念。
ホモトピー論が多用されていて、基礎を学んでおいて良かった。

#再読したが、やはり難しい。

Ⅳ.比較定理とその応用。
初読は200ページで断念。
概して、7割方はついていけた。

Ⅴ.曲率と位相。
これまでの議論を総動員。最後の可解群のところだけ本書では、定義されておらず、他書で学んだことを忘れたので理解できず。あとはイメージが湧きやすい章だった。

Ⅵ.等周不等式とスペクトル幾何。
最後の章は熱方程式なども出てきて、ここまでくるとだいぶ馴染んだ感じを持てた。

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Posted by ブクログ 2010年06月16日

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