あらすじ
「明日学校行かない」
小学校に入学して早々、長男・もっちんが突然の宣言!
「勉強」「将来」「社会性」…。
周りはいろいろ言うけれど、私たち親子はどうしたらいいの!?
「不登校」の不安・恐れ・偏見に悩んで迷ってテンパりながら、親子の答えに辿り着くまでをじっくり丁寧にセキララに描きました。
「学校がしんどい」「合わない」
そんな子どもたちが苦しむ必要のない時代が早く来ますように。
未来への願いを込めた、実録コミックエッセイです!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本人が進みたくもない道を
寄り添いという名の圧力で
スモールステップ踏ませ続けていないだろうか。
本心を言えなくさせたり
自分で決められなくさせていないだろうか。
読んでて涙が溢れてきました。
学校、行かなくたっていいんだよ。
Posted by ブクログ
不登校の子どもの親目線の漫画。
周りのために頑張りすぎちゃった子ども、一緒に頑張りすぎて苦しくなったお母さん。それぞれの姿に考えさせられました。いろいろな学びの場が選べるような社会、『不登校だ』ということで子ども本人や親御さんを責め立てないような社会に少しずつ意識が変わっていくといいなと思わされました。
Posted by ブクログ
素晴らしかった。
どんなふうに「不登校」状態が進行していくのかをわかりやすくかいてくれていて、本当に苦しかったであろう時期についてすごくイメージしやすく読めた。
子供が学校に行っていようといなかろうと、実際に「不登校」状態のお子さんがいる世界で生きているので、子どもがいる人には必読書だと思う。
例え周りに「不登校」の子供がいなかったとしても、大なり小なり苦しい思いをしている人は残念ながら必ずいるわけで、(自分自身そういうタイミングが必ずあるはず)そういう人たちへの配慮をする心を掘り起こしてくれる作品。
そしてもし身近に「不登校」の事例が起こったとしてもこの本に出会えれば「ひとりじゃない」と思える。それがすごく大事なことだとこの作品のおかげで思えた。
Posted by ブクログ
子供視点の話が読んでてすごく苦しくなりました。素直にものを言ったり、大人の顔色を伺ったり。正直、この作品を読んでも不登校になった自分の子供にどうしてあげたらいいか正解はわかりません。それでも読んで良かったと心から言える本だと思います。
匿名
めっちゃ同意
不登校の子どもがいますが、こういうことあった!こういうこと思った!と同意することがたくさんありました。親は孤独で視野が狭くなりがちなので「自分以外にもそう思う人いるんだ」「わたしだけじゃなかった」と思えました。ところどころに載っているアンケートも参考になりました。今まさに悩んでいる人におすすめです。
Posted by ブクログ
うちの子どもは不登校にはならなかったので、共感具合が多分足りないのだろうお思ってた評価は、4ですが、
涙なしには読めないマンガでした。
内容は不登校の子をもつ親子の葛藤だけど、
これは不登校!といいきるより、家族として不登校をどうとらえてきたかの葛藤の記録です。
世の中のお母さんは、自分の子どもの将来をほんと真剣に考えるあまり、学校に行かせなきゃ。と考えがち。
でもそんなことないんだよ。と不登校をうまく肯定してくれています。
不登校で悩んでいる家族がいたら読んでほしい。共感できるポイントが沢山あると思います。
Posted by ブクログ
いいお母さん!と息子に褒められ、)
「いいお母さん目指すのやめたら逆にそう思われるのかぁぁ!」
「もっちんが変わったからじゃない もっちんを見る私のまなざしが変わっただけなんだ」
いいお母さんって、むずかしい。
Posted by ブクログ
学校のために、先生のために、世間的に、世間の目、学校で育った私たちは学校に行くことが正解、道から外れてしまった。わが子は将来、社会でやっていけるのか?
Posted by ブクログ
星3.5 漫画だから全部細かい文章やコラムなど読んで2時間以内で読める。まだ子供は1歳だし不登校とは関係ないけど、泣いた。子育て本として素晴らしい本だなと思うし、不登校の親ならお守り本になりそう。子供が普通の子と同じに出来ない=ダメな親って思われるという周りの目や評価が気になるってこれは今後何度もぶち当たる壁な気がする。子育てに必要な価値観を学べる。もし子供が不登校になったらまた読み直し、学校の先生にも配るだろうそんな本。
匿名
恐ろしい子(白目)
作中の子は何かおかしい
普通の登校拒否と違います
何かあると「かーちゃん」と騒ぐが
「(学校は)天敵だよ」「かーちゃんがいない世界みたいに怖い世界」
など随所に子供らしくない言動があり違和感を感じる
小学生らしくない妙な知性があり巧みな言動で親を揺さぶりまくる
ワガママとお利巧さんモードの切り替えが絶妙
情緒的な言葉で母親を思い通りにコンロールするのが上手
30年後には立派なニートになって
身の回りの世話を母親にやらせていることでしょう
振り回されている母親は支援センターの人から
「そこまで子供の話を聞かなくて大丈夫です」と指導を受ける始末
子供目線での指導が主体の支援センターの人から
「そこまででしなくていい」と言われるって相当です
あまり聞かないよう指導を受けた後は
今度は子供が「エアコンが怖い、宇宙の本が怖い、次はいい子に生まれたい」と
今までとは違う意味ありげな弱音で母親を幻惑
とどめは廃品回収車を見て
「大事なものまで壊れちゃう気がする」という言動
いかにも「心が病んでいる人風」の情緒的弱音にドン引き
何だコイツ?尾崎豊の再来か?
そんな戯言に過剰反応し寄り添いを始める母親
そんな中で夫は常に他人事のような態度
子供を尊重することしか能がない夫
周囲環境を嘆き経過観察しかできない心療の先生
指導力ゼロで素敵
頼りになるのは「子供の言いなり」にならない
支援センターのスタッフと小学校の先生くらい
二人とも女性というのが興味深い
先の二人より厳しいが将来を考えて向き合いました
一次退避は尊重したうえで逃げ癖がつかないよう努力した
素晴らしい方々でした
まぁ子供の揺さぶりの方が一枚上手でしたが
もう子供ね
母親を混乱させる策士にしか見えないです
母親はこの子の術中にハマり元のご機嫌うかがいに逆戻り
映画「エスター」に出てきたあの人みたいです
長男にかまけてたら今度は次男が不登校発言
兄弟そろって不登校という泥沼モードに突入
親父は変わらず呑気なまま
この作中で一番心療内科に行った方がいいのは
妻でも子でもなく実はこの親父
本当にヤバいです
最後は不登校でも心配ない!と現実逃避END
末尾に「学校なんて行かなくていい教」の方々の励ましの声
いや普通にダメでしょ!!