あらすじ
「義足アスリートが、健足アスリートを超える。それが実現したとき、人類のあらたな可能性の幕開けになるはずです。」
めざすは人類最速。あたらしい「あたりまえ」に向かって挑戦しつづける義足エンジニアによる、わたしたちの身体の未来のこと。
「みんなの研究」は、みんなの「知りたい」を応援する、あたらしいノンフィクションのシリーズです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
義足ってどうんな風に作られているのか興味があり手に取りました。
読んでみると、義足についてはもちろんですが、障害やパラリンピックのこと、はては多様性についてまで色々な事を問いかける本でした。
ふつうって無いのかも、となんだか哲学的になってくるけど、視野を広げてくれるきっかけになる本だなと思いました。
あと、作者である義足エンジニアの遠藤謙さんの熱意がとても伝わってきて、とても読み応えがありました。
そして、児童書なので難しい事を分かりやすく書いてくれていて、スッと理解できて読みやすかったのも良かったです。
この本は「みんなの研究シリーズ」として、既に数冊刊行されているようで、他のものも面白そうなので、機会を作って読んでいきたいなと思いました。