あらすじ
松丸くんと専門家が教育・子育てを考える！
謎解きクリエイターで東大生の松丸亮吾氏が、教育界の10人のカリスマたちと語り合う。
「良い大学を出て良い企業に就職すれば安泰」というモデルが通用しなくなった現代は、「正解」がどこにもない時代。
そのなかで、自己肯定感の高い子に育てるための親のかかわり方、、これからの学習のかたちなど、教育や子育てについて納得の話が飛び出します。
実際に、教育の現場で子どもたちを相手に活動し、世界中の実証データを研究する専門家ならではの説得力ある教育論が満載です。
【10人の先生たち】高濱正伸さん(花まる学習会 代表)／宝槻泰伸さん(探究学舎 代表)／藤本徹さん(ゲーム学習論研究者)／石戸奈々子さん(CANVAS代表)／齋藤孝さん(教育学者)／中島さち子さん(数学者・ジャズピアニスト)／工藤勇一さん(横浜創英中学・高等学校校長・)／中室牧子さん(教育経済学者)／小宮山利恵子さん(スタディサプリ教育AI研究所所長)／篠原菊紀さん(脳科学者)
※小学館の保護者向けWEBサイト「HugKum」で2019年～2023年に公開された人気連載の内容をもとに加筆編集しまとめました。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
対談形式でわかりやすく役立ちそうな知識がたくさんでした。基本は好きな物こそ上手なれですね。これからの時代の変化に学校教育が対処していけるのか転換期に来ているのではと思いました。
Posted by ブクログ
子育てハウツー本ではなく、子どもを伸ばすために必要なアプローチを対談形式で伝えている内容。10人と対談しているが、結論は似ている部分が多い。子どもには好きなことをやらせ、その好きを深掘りしていくということか。
Posted by ブクログ
子育て
というワードから手に取った一冊
対談の中で
沢山のキーワードが出てきた
・子どもの好奇心ってどこにあるか分からない
・みんなが歩む道が絶対じゃない
・考えることが楽しくなれば人生無敵になれる
・誰かに教えられたわけでもなく、自力で答えにたどりつくと、すごい自己肯定感
・子どもが自己決定の機会をもっていること
・子どもが入りやすい(ゲームのような)言葉で表す→スイッチ、プログラム、エナジー、コミュニケート、クリエイト
・がんばろうって思う時点でダメ
・できた理由を子どもに質問する
結局ひっくるめると
松丸くんが言っている通り
子どもには好きなことをとことんやってほしい
好きなことをとことんやれる環境を与える
それが大人の役割なのかなと
そして、子どもと同じように
大人も共に学ぶ姿勢を見せていく
「がんばる！」ではなくて「たのしむ！」という
その気持ちを大切にしよう
