あらすじ
幼い頃に両親を事故で失くし、叔父夫婦に引き取られ使用人のような扱いを受けて育ったエマ。
それでも前向きに生きてきたエマはある日、叔父に呼び出された先でウィリアム・アッカーソン公爵と出会う。
見惚れるほど美しい公爵から告げられたのは自分がアッカ―ソン家に嫁ぎ、彼の妻になるということ。
突然の結婚話に戸惑うが叔父に逆らうことはできず、これも運命だと受け入れ公爵家に向かうエマだったが――。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
じんわり幸せを感じました。
戦争で酷い火傷痕の残る公爵に借金返済の肩代わりに嫁いだ家族から虐げられていたヒロイン。
2人ともコンプレックスがあるから思い合いながらもなかなか自分の気持ちを素直に言えず、それでも少しずつ距離が縮まってくる過程が切ないながらも胸キュンしました。
ヒロインの素直さにより切なさを感じました。
よかった
公爵の言動に「おいっ!」と突っ込みたくなること多々w
でも絵も可愛い系で全体的にユルーい感じだし話もすぐ進む。義妹も最初から義姉への対応が偉そうだけどちゃんとしてるというかちょっと違和感あったけど、最後の方で納得。義理の親が出張ってこないから変なドロドロもなくきれいに一冊で纏まっていい作品だと思う。
さくさく読めます
戦争で顔や身体に傷を負った公爵が、借金のかたに買い取ったかのような花嫁でしたが、このエマも余り実家では大切にされて育ってきたとは言えない娘でした。
このどこか心に虚な部分をかかえた二人が、少しずつ気持ちを通わせていくお話。