【感想・ネタバレ】ず・ぼん16 出版社も図書館も消えるのか！？ デジタル時代、図書館員は何を目指すのか【分冊版】のレビュー

沢辺均

図書館とメディアの本「ず・ぼん」16号。昨年は、アップルのiPad、ソニーのReader、シャープのGALAPAGOS（ガラパゴス）と電子書籍を読むデバイスが続々と登場した。電子書籍の普及は図書館に何をもたらすのだろうか。出版への敷居が下がり、増え続ける情報を図書館は収集し、整理、提供できるのか?あるいは、国会図書館がすべての書籍をデータ化すれば、その他の公共図書館は不要になる?地域・自治体の枠を超える、電子書籍時代の図書館と図書館員の役割を考える。津田大介氏インタビュー「著作物をどんどん開いていこうよ──図書館員なら知っておきたい電子化が変える本の世界」などを収録。

[あく · ★★★★☆]

具体的

グラフなどを示しながら結構具体的に解説がなされている印象を受けた。というかこれをデジタルで読んでいるのも面白いなあと。

[youko_aoi105119 · ★★★★☆]

デジタル化時代に適応した変貌

パソコン、スマホを始め日常生活そのものもデジタル化で大きく様変わりしてきた。出版社も既にその対応を始め大きく様変わりしているし、図書館にしてもその内容や経営も世のニーズに応じての変化を求められている。この本はこの対応のヒントがあるかも知れないと思って購入してみた。