あらすじ
【内容紹介】
「流れるように上手に話す必要はない」「かっこよく華麗に話す必要はない」。
「劇団四季」で主役を務め、飛び込み営業でトップクラスの成績を収め、「TEDx」で異例の35万回も再生され、延べ300社・3万人のビジネスパーソンに向けてメッセージを伝えてきた著者は言います。
人見知りでも、口下手でも、「人を惹きつける話し方」はできる。
著者は、その技術で、これまでの人生を切り拓いてきました。
極度の人見知りと口下手もあり、就活全滅、フリーター時代の営業職では、お荷物赤字社員で、まさかの戦力外通告……。
その後、チラシ配り、テレアポ、携帯電話販売、ツアーガイド、銀座のキャッチ、結婚式の司会業など、ありとあらゆるアルバイトの経験から、独自に編み出してきた話し方の手法と、劇団四季のカリスマ・浅利慶太氏から直接教わった「伝えることの本質」をもとに、「人を惹きつける話し方」を身につけることで、劇的に人生を変えた著者。
話を聴いた人に、「もっと聴きたい」「あなたから買いたい」「また会いたい」「心から納得した」「ついていきたい」と言われる話し方の技術を身につけることで、人を惹きつけることができるようになり、仕事の成果が変わり、人生が変わります。
本書では、講演会やセミナーで「どんな人でも、どんな職業でも成果が上がる」「見える世界が変わる」と評判を呼び、数多くのリピーターと口コミによる新規オファーが耐えない、その「人を惹きつける話し方」のポイントを体系的に紹介。
初対面で、大勢の人の前で、交渉の場で、ピンチの場面で、リーダーとして、オンラインでも、誰もがすぐに実践でき、あらゆる場面で活用できる“技術”として、読者に届けます。
話が伝わらない、聴いてもらえない、理解・納得してもらえない、自分の主張が通らないという方、必読の一冊です。
【著者紹介】
[著]佐藤 政樹(さとう・まさき)
企業研修講師/講演家
1975年生まれ。就職活動で内定が一つも取れず、大学卒業後フリーターに。アルバイトで働きはじめた人材派遣業の営業職では、仕事ができないことが理由で“戦力外通告”を受け、自分の殻に閉じ込もる。
23歳の誕生日に「このままではまずい」と一念発起して、劇団四季への入団を決意。27歳で合格するまでの約5年の修行期間に、チラシ配り、テレアポ、携帯電話販売員、銀座の夜の世界……数々のアルバイト経験を通じて、「超」がつくほどの人見知りを克服。
劇団四季では『ライオンキング』などへの出演を果たし、入団8年目に『人間になりたかった猫』で主役としてスポットライトを浴びる。その際に劇団四季創業者のカリスマ浅利慶太氏から「伝わる言葉」の本質をマンツーマンで直接学ぶ。
その後、講演家になることを志して退団するも全く食べていけず、ビジネス経験ゼロから飛び込み営業の会社に就職。営業では、はじめは鳴かず飛ばずだったが、浅利慶太氏から学んだ「伝わる言葉」と自ら編み出した「人を惹きつける話し方の技術」を活用することで、約500名近くいる社員の中で「多大なる貢献をした社員第2位」を獲得。
自身の特異な経験をもとにした独自の講話は口コミで全国に拡がり、経営者やビジネスリーダー、営業マン、接客関係者まで、受講後に結果を出す人が続出。 現在は、企業研修や講演活動で全国を飛び回り、延べ約300社・3万人を超える多くのビジネスパーソンに「人を惹きつける話し方」を伝授。伝える力やコミュニケーション能力、自己表現力の向上に貢献している。
プレゼンイベントの殿堂TEDxにも出場し、「人を惹きつける話し方」を元にした『感動を創造する言葉の伝え方』のテーマで、日本人では異例の35万回再生を超えている。
【目次抜粋】
第1章◆人を惹きつける人は「上手く話さない」
第2章◆人を惹きつける人は「発声より“発想”を大切にする」
第3章◆人を惹きつける人は「まず書く」
第4章◆人を惹きつける人は「相手を喜ばせる」
第5章◆人を惹きつける人は「イメージさせる」
第6章◆人を惹きつける人は「“見られる”より“見る”意識で話す」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
話し方で人を惹きつける、それにたどり着くまでにいくつかの図星を正されました。
自分の話し方は悪い方、悪い方に行きそうになってて、考え方も若干悪い方に偏り始めてた。
このタイミングで読めてよかった、という感想です。
「話せてる!」「伝えれてるはず!」→なんで伝わらない?なんで心を動かせない?
このハテナがピンポイントに取り払われました。
わたし自身の中で、大事だと思った所はマーカー、読み返して実践する所はふせんで印をつけたから、何度か読み直してひとつひとつやっていこうと思う。
「できてるつもり」が、1番危なかったことに気づけた。
そして何気なく使う「言葉」、話し方ひとつで相手の行動まで変えれることを知った!
少しずつズレないように、着実に身にしていきたいと思った!おまもりです!
Posted by ブクログ
人前で話す時に演じる自分がいました。
演じる前に、先ずはありのままの自分の感情を大切にしたり、話したり、伝える理由を実感して書いて整理して削ぎ落としてみたいと思いました。
伝え方や話し方のスキル本は多いですが、著者の想いが実感できる素敵な本でした。
Posted by ブクログ
いまでも自分は話が上手いと思っていますが、これが指摘されている"自己満足な話し方"になっていること。
「なぜ話すのか」、ことばを発する理由を掘り下げていなかった。
まず、実感できる素材を集めるところから始めてみます。
Posted by ブクログ
「劇団四季」での学びをもとに、
単なるハウツーでない、話し方伝え方の
大切な"技術"が書かれていた。
私自身の経験を振り返っても、
納得することが多い。
・話す理由を明確にして「実感」を生む
・伝えるには、理由やマインドこそ大切
・慣れによるダレ
・アウトプットしようとすることで見えてくるものがある
・自分のSTORYだから話せる
・「次のセリフ」を考えすぎてしまう…
自分中心で、「言いたい」が勝ちすぎたら、
かえって伝わらないのですよね。
「マインドを込められた」と思えた時は、実際
伝わったなあ、という実感がありました。
最後の、「見られる」から「見る」意識への転換は、
腹落ちしました。やってみます。
Posted by ブクログ
コミュニケーション力を強化すべく読書
はじめにを読んだところ、期待できそうな一冊
メモ
・大事なことはなんのためにここにいて、なぜ話すのか?この質問に即答できるように準備し、終始念頭に置いておくこと
・実感が人を動かす
・実感して語るために
なぜ話すのか 言葉を発する理由に立ち返り、掘り下げる
腹のポジションで話せるように徹底的に情報をインプットする
自分の経験、体験談と紐づける
飾らず、演じず、淡々と自分の言葉で語る
・書く行為は、あなたの中にある漠然とした想いや考えを言葉に変換する訓練
・書くと得られる5つのメリット
知識としての語彙が増える
言葉が体にストックされる
深く考えるチャンスになる
振り返りの習慣が身につく
自分を客観的に見る目が育つ
・書くテンプレ
コンテンツ→気づき→自分のストーリー→根拠→展開
・相手の頭の中にイメージさせる
説明しているか、イメージさせているか
・話の内容を通じて、なしうる世界観をイメージさせて、相手が気づいていない新しい感情を味わってもらう
・質問づくりの四つのヒント
プラスの未来を想像してもらう質問
避けられる痛みを想像してもらう質問
まだ知らなかったメリットを得られた未来の質問
まだ知らなかった痛みを想像してもらう質問
・言葉を紡ぎイメージさせる練習
見たものをそのまま言葉にする
起きていることの背景を言葉にする
行ってみたいと言わせるのを目的にして話す
敢えて黙って会話に空白を作る
・起きている背景を加えるポイント
行動の理由を想像する
ここに至る経緯を想像する
未来の行動を想像する
生い立ちを想像する
過去の思い出や経験を加える
持っていそうな価値観を想像する
・空白はイメージする時間を与える
思考が巡り、期待感につながる
相手に意識を向ける
・見られるのではなく、見る意識を持つ
Posted by ブクログ
「腹」の言葉。人と会話をするとき、大勢の前で話すときに、頭・胸・腹のポジションを意識して話したことはなかったです。が、、、確かに唱えているだけだったり、一方的に上辺で話しているような事がありその時は、頭・胸に意識が向いているような感覚が思い出されます。腹落ちしました。
また、書くことが大事なのは他の本を読んで知っていたのですが改めて書かねば、そしてそれを習慣化しなければと思いました。
最後に聞く力。聞くことを徹底的に意識する。瞑想、マインドフルネスの視点凄くハッとさせられました。読んで良かったです。
Posted by ブクログ
「早速これをやってみよう」と思うものもあったが、ほとんどが既知の内容であった。しかし、わかりやすく、劇団四季のトップの方がまとめた本ということで、興味深くよむことができた。
Posted by ブクログ
話をするためには書く練習が必要。
話す前に聞く基本の3箇条
1今に集中してまず聞く
2相手の話を引き出す
3聞いてほしいことを聞く
言葉で感謝のチップを払う
1日1回+一言加える
言われたら嬉しいことで切り込む
あえて黙って会話に空白を作る
みられるより見る意識で話す
いつも新鮮な気持ちでいよう
Posted by ブクログ
人に影響を与えるための一つの方法としての「話し方」について、「惹きつける」ために心がけることについて、著者の経験から学んだことを書かれています。スピーチで感動させる、プレゼンで選ばれる、営業で懐に入り込むなど、人生で話すことについての勝負時がいくつか存在すると思います。その勝負に勝つための方法をいくつか紹介されています。心がけること、意識すること、注意すること、人と話をすることについてやらないといけないことはたくさんあると思いますが、それを整理して押さえておくポイントが分かりやすく書かれています。決して技術的になってはいけない領域でもありますが、小さなポイントに注意しておくことから、堂々と話しができるようになることは良いことかと思います。