【感想・ネタバレ】風土記博物誌 神,くらし,自然のレビュー

あらすじ

一三〇〇年の時を超えて,人と自然とその営みを今に伝える風土記.常陸の磨崖仏,播磨の笑い,豊後の地震,肥前の海民,出雲の神がみ――.伝承のことばに分け入り,ゆかりの土地を訪ね,かつてのありようを推理すれば,天皇を頂くヤマトとは異なる,こうではなかったかもしれない世界への入り口が.いざ古代日本列島のフィールドワークへ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

店頭に並ぶのは10月15日以降ですが、わたし著者なので、もう何度か読みました。校了しまして、現在印刷製本の真っ最中です。まだ書店にならんでもいないのに申し上げるのはなんですが、この本は「買い」です。今まで、風土記に関してこのようなかたちで、小さな項目まで取りあげて周辺の情報も含めて読むというようなことは、ありませんでした。しかも今回の本では、自然やくらしなどの日常的な世界がていねいに紹介されていますので、古代の人びとの生活も想像することができると思います。とくに事件があるわけでもなく、有名人が出てくるわけでもありませんが、そのぶん、親しみがわくこと請け合いです。本屋に並びましたら、ぜひ、お手とってみてください。そして、そのままレジにお運びいただければ、わたしとても喜びます。

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2022年09月17日

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