あらすじ
宇宙の膨張を証明し,その謎に包まれていた姿を次々に解き明かした20世紀最大の天文学者,エドウィン・ハッブル.成績優秀,スポーツ万能,ハンサムなタフ・ガイ――しかしその屈折した性格は,あちこちで摩擦を引き起こし…….アインシュタインら同時代科学者たちと織りなす,栄光と挫折の生涯にせまった渾身の一代記![口絵1丁]
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Posted by ブクログ
エドウィン・パウエル・ハッブルは20世紀最大の天文学者。ハンサムでスポーツ万能、学業優秀ながら屈折した人柄を持ち、波瀾万丈の人生を送った。星雲分類法でルンドマークがハッブルをパクった説。天文学・宇宙物理学・観測技術の発展を追うことができる一冊。2016年時点で天文学史上最も重要な論文「系外銀河の距離と視線速度の関係」で示されたハッブルの法則V=Hr。当時ノーベル賞対象に天文学が無かったため、セファイド型変更星による銀河の距離決定と宇宙膨張の発見という2つの特大ネタを持ちながらノーベル賞受賞に至らなかったハッブル。ハッブルもすごいけど奥さんのグレースも相当な博学で人格も良かった模様。結局、ハッブルは人望の無さから天文台長になり損ね、新型5m望遠鏡での観測大計画も否決されて、体調を崩してから弱気になったまま脳卒中で64歳目前で亡くなってしまった。残した功績の偉大さと晩年の寂しげな様子のギャップが胸にくる。ハッブルを中心とした研究者間の人間模様も描かれていて読み物として面白い。TMT建設早期に完了することを願う。
Posted by ブクログ
観測には努力と忍耐が必要となるが、やり抜くこたが出来る理由は、やはり好きということだ。「好きこそものの上手なれ」何かに突出するためには必ず必要。