あらすじ
働きながら転職、しんどくない? 年間約800万人が転職を希望しているにもかかわらず、実際に転職する人は約300万人。残りの約500万人は、転職活動を途中でやめるか、最初から転職をあきらめる。頑張っても内定が出ない人、簡単に内定を獲得する人――。両者の差は、以下のポイントを知っていたか否かでしかない。 ●何十社も応募する必要はない。「数社に集中」。 ●誰にも負けない「強み」や「すごい実績」はいらない。必要なのは、再現性。 ●履歴書と職務経歴書以外に、「プラスアルファの資料」が欠かせない。 ●「転職エージェントガチャ」で、ハズレを引かない。 ●面接は、口がうまい人が勝つわけではない。「面接官を誘導する」「資料に語らせる」。その具体的な方法とは何か。 本書を読めば、最短で理想の企業から内定を獲得する近道がわかる! 体力的にキツくない、長引かせない、自己肯定感も下がらない、「要領のいい転職戦略」。
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Posted by ブクログ
転職支援、人材紹介会社を経営していますが、相談者におすすめしたい本の1冊になりました
人生で数回は転職する事が普通の世の中になっているので
全社会人必読です!
Posted by ブクログ
転職を考えており手に取った本。
これまで何冊か転職本を読んだことがあるが、その中でもトップクラスに分かりやすく、転職のノウハウが書いてある本だと思いました。
転職では職務経歴書、履歴書しか出してはいけないと求職者は思わされているが、「上司リファレンス」などの別資料を用意することはむしろ有効であるということを初めて知った。
転職する勇気が出たらこの本に書いてあることを思い出して実行しようと思う。
Posted by ブクログ
・数社に集中
・伝えるべきは再現性
・履歴書と職務経歴書以外のプラスアルファの資料の提出
転職の準備の順番を変えるだけで進めやすさが変わる
まずは転職エージェントに登録•••ではなく、
1.自分の中の強みと出会い直す
2.働きやすい企業を見つけ、自分に合う企業をリストアップ
3.履歴書・職務経歴書の他にプラスアルファの資料を作成する
4.転職エージェントに本気の登録をする
5.気持ちの余裕を作る「面接の赤本」「面接官の性格分析」を用意する
強みは自分としてはあっさりできてしまうことなので、気づきにくいだけでいろいろなことを強みとして持っている
強みと出会い直し方
1.興味を持たれた事実にフォーカス
2.評価された経験を振り返る
3.依頼された経験は転職でそのまま使える実践的な強み
強みとは希少性
働く場所を変えてからレベルアップしよう
時系列に沿って業務を分解、みじん切りして分類することで、職種の檻から脱出して、他職種・他業界に通用するスキルが見えてくる
モンスター企業から身を守るために
・労働基準関係法令違反に係る公表事案に乗ってる企業・事業所に応募しない
↑1年で消えてしまうので、口コミの比較も参考になる
・隠れた優良企業の見つけ方
グローバルニッチトップ企業100選で隙間産業を確認
長く働きたい人は企業の成長サイクル分析をして、創業期でも成長初期でもなく、安定・拡大期の企業に応募
志望動機は理由→貢献行動⇨活かせる経験
Posted by ブクログ
新卒の就活は形式が固まってて、出る杭は打たれる感じが強かったが、転職はいかに人との違いを見せつけるか、それを証明するために事前に準備できるかで決まると判る事ができた!
上司の良いところ、学びたいところを考えられるようになった!
組織的に誰を仲間にするかという論点に立つと加点式になる事を学んだ!
Posted by ブクログ
★強みの見つけ方
他人からの興味・評価・依頼から見つける
興味「何それ?」「どうやってるの?」「なんでやってるの?」
評価「それすごいですね」「なんでできるんですか?」
依頼「これ、できるかな?」「やってほしい!」
特に依頼は今すぐ使える強み。依頼される機会が多い場面や役割は?どんな人にどんなことを頼まれる?学生時代から今まで頼まれたことの共通点は?
★希少性=高く評価される環境に移動する×ストレスなくできる仕事のレベル上げ
★あなたの弱い部分こそ受け入れたい会社がある
同じ傷をもった仲間を見つける
休職や無職、早期退職をネガティブにとらえる企業なんて最初から受けなくてもいい
ホームページのメンバー紹介やSNSのメンバープロフィールなどで調べる
★転職エージェントや転職サイトは圧倒的に「順風満帆なキャリア」の人が有利
訳アリのひとは知り合いをたどる転職を。
★好きを仕事にする
お金も時間もかけていて、提供者目線で考えているアイデアがあるなら、それは仕事にしたらいい。「もっとこうしたらいいんじゃないか?」
★ブラック企業の見抜き方
厚生労働省「労働基準法関係法令違反に関わる公表事案」ただし1年以内のみ
モンスター部署は口コミサイトや退職エントリで
★ミスマッチをゼロにするには
転職希望の企業で副業してみる
社会人インターン、プロボノ
自分と年齢・性別比率の近い企業の求人を調べる
★隠れた優良企業
経済産業省「グローバルニッチトップ企業100選」
転職サイトに掲載されていない企業でも、コンタクトをとってみる
「くるみんマーク」「ともにんマーク」子育てや介護の両立
ただし基本スタンスは、「制度を利用する側ではなく、私も子育てや介護を両立する会社を作る側でいたい」という貢献する意識を見せる
「えるぼし認定」
★自分に向いた部署は?4タイプ別事業部分析
自分に向いている部署に人事を誘導する
花形…チームで、ゆっくり成長、伝統と革新のバランス
縁の下の力持ち…チームで、仕事が第1優先ではない、ゆっくり成長、売上比率大
チャレンジ…急成長が求められる、リスクテイカー、新〜求人
立て直し…強いメンタル必要、炎上経験、クレームや赤字続き
花形とチャレンジはライバル多く、縁の下の力持ちと立て直しはライバル少ないそうだが、縁の下って実はライバル多いんじゃないか?私も「見て覚えろ!」系苦手である程度時間をかけて教えてほしいタイプだし。経理とか総務とか、子持ちの主婦とかに人気ありそう。
★応募書類
企業で求められるのは再現性(すごい実績より募集ポジションに近い経験)
会社の看板が外れても通用する力は何か
上司や同僚のサポートと自分の努力の線引はどこにあるか
★志望動機
自由回答のように見えて、ほとんど答えは決まっている
「あなたは弊社に利益をもたらすためにどう行動しますか?」という問いに対する宣言文
「御社のことが大好きである理由」「明確なキャリアビジョン」は不要
本音の志望動機と建前の志望動機を分ける
企業が目指す未来を「採用情報」「中期経営計画」「社長挨拶」を見て志望動機をフィットさせる
★職務経歴書
丁寧に読まれないので、最初の5行で再現性をアピール
求人票と一致する経験を概要欄にまとめ、その経験がどこに書かれているのかマーカーで示す
プラスアルファの資料
上司リファレンス、顧客リファレンス、仕事資料のまとめ、職務経歴ダイジェスト、自分大全(幼少期からの年表、スキルを証明するための経験を後付け)、部下まとめシート
自ら語らず、資料に語らせる
キャリアは仕事の経験だけでなく、幼少期や学生時代、日常もひっくるめて大切なキャリア
★転職エージェントがちゃを回避する
「転職活動を本気で進める意思」が転職エージェントに伝わればOK
「転職する意思が固まりましたので、登録しました」「3.5か月以内希望」と記載
転職エージェント実績表や求人一覧を面談前にリクエストする
プロフィールを見て志望業界に近い出身者を逆指名
現場からヒアリングした求人票が大事
★面接
面接3日前までに、赤本をもらう(想定質問とおすすめの回答)
えこひいきされるために、当日4つの報告をする
・誰が面接官か(部署と役職)
・質問と回答の内容
・志望意欲の変化と理由
・聞きたかったこと
慣れていない面接官はこちらが誘導する
入社後のキャリアパスは、採用HPを見てキャリアパスや入社後のイメージに合わせる
★内定後の面談
人事とのオファー面談、一緒に働く人や上司との現場面談
「入社してすぐに成果を出すために安心して働きたい。だから教えてほしい」というように相手にメリットがあるような姿勢をとる
「本当に大丈夫ですよね?」という疑いの姿勢で質問しない