【感想・ネタバレ】大人のための愛の残酷物語のレビュー

あらすじ

「世界の名作」の男と女は、本当は怖くてエロティック――。本書は、『椿姫』『ハムレット』『美女と野獣』『ジキル博士とハイド氏』という、誰もが知っている“名作”という縦糸に、究極の愛とエロスという横糸を巧みに紡いだ小説集である。「殺して。もう二度と、あなたを裏切ることができないように」……<狂恋の果て>の、肉体の愛と精神の愛の相剋に引き裂かれる女。「自分の内部でぐつぐつと沸騰している肉欲を解き放ちたい。誰にも咎められない方法で」……<二重人格の悲劇>の、禁じられた快楽に堕ちた男と苦しみを共有した妻。このほか、無垢な乙女のいちずな自己献身(<血染めの復讐劇>)や、傷つけあうことでしか欲望を満足させられない男女の歪んだ愛憎(<残酷なる愛>)など、あなたを妖しくもせつない男と女の世界にいざなう4編を収録。喜び、苦しみ、快楽……恋愛の醍醐味を味わうことができる一冊。『ラ・トラヴィアータ』を改題。

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Posted by ブクログ

初の小説集。「椿姫」「ハムレット」「美女と野獣」「ジキル博士とハイド氏」の4本立てを官能的にアレンジ。表紙が山本タカト氏で大変良い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

こういう本にカバーをかけて、カフェでカプチーノなど飲みながら読んでいても、元々知的に見える人は知的に見えるのだろうね。ちょっとセクシーな本。

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2009年10月04日

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