あらすじ
【デジタル版限定！「少年ジャンプ＋」掲載時のカラーページを完全収録!!】正体を隠し三百年間将棋を指し続けてきた吸血鬼・月山元は、将棋教室再建のために竜王戦の出場を目指す。アマチュア竜王戦決勝トーナメントまで勝ち進んだ月山は熱き天才・塩田やアマチュア最強の宮内を相手に…!? 一方、月山の旧知の吸血鬼・鈴木は吸血鬼ハンターの女性に遭遇、街に大きな被害が生じるが…!?
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主人公の月山元は吸血鬼であるが故に不老不死。年齢にして約500〜550歳、将棋経験約300年。
「新しい戦法が生まれたかと思えば消えて また新しい戦法が生まれる」
主人公の将棋に対する好奇心のすべてを表し、人類の常識をはるかに超えた圧倒的な実戦経験とそこで培った棋力で、現代のプロ棋士たちを薙ぎ倒していく。
ネット将棋で顔も見せずに猛者たちを蹂躙する爽快さは読み手を裏切らない。
とまあここまでは割とよくありがちな俺TUEEE系な訳で、これだけでも十分面白い。
一方で、私が好きなのは月山と相対する棋士たちの方。竜王戦の階段を登っていくアマチュア棋士月山に対し、迎え撃つプロ棋士たちが皆魅力的で、毎話一人ひとりのドラマに感情移入してしまう。
ちなみに私、将棋は大して詳しくありません。ルールは一応心得てますが、戦術や定跡などは全く分からず。ただ、どうでしょう、この作品を読んでからはその印象も変わり、ちゃんとやってみたいかもと思うように。
この感覚、まさに『ヒカルの碁』を読んだ時と全く同じでして、ハードルの低さも魅力の一つ。まずは1話、読んでみてください。
感情タグBEST3
竜王戦トーナメントがいよいよ本格的に始まる第二巻。新キャラの吸血鬼ハンターのアンナさんの将棋にハマる姿はとても可愛いくてgood！コミックスでは1話、1話終わるごとに描き下ろし一コマがあるのがいいです！巻末のショートマンガは必見。
吸血鬼ハンターの登場や太陽に弱いなど吸血鬼の部分も将棋に絡んでいるところや月山元と闘う棋士たちの思いも伝わるところが良かったです。
竜王戦スタート
やはりヴァンパイアハンター的な敵が出てきて、単なる将棋バトル漫画におさまらない展開に。かと思ったらハンターが将棋にハマったり、ちょっと天然が入っていたりとなかなかのギャグ展開も意外。竜王戦もスタートしてハラハラしっぱなし。プロの強さとヴァンパイアの体力面の問題が今後どのようにストーリーに影響するか楽しみ。
時々笑わせに来るのが卑怯（笑）
他の方でもあった通り、
王道正統派の将棋漫画でとても楽しく読んでおります。
２巻目から新しい登場人物もいるのですが、
それも含めて、時々ギャグも織り交ぜていて、
それが個人的には面白く、楽しく読ませて頂いております。
