【感想・ネタバレ】サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADAのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに最終巻。一気に読み終えてしまった。

今までに出てきたキャラクターがみんな出てきて、そのキャラクターたちの能力を組み合わせて使ったりして、ハッピーエンド。
どうやって能力を忘れさせないようにするのかと思ったらまさかの盲点。
完全なハッピーエンドとはいえない部分もあるにはあるけど、面白かった。

ベイビー、グッドモーニングもそのうち読んでみよう。

0
2013年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

果てしなく綺麗な、少年と少女の「祈り」の物語でした。

早く続きが読みたいけれど、読み終わりたくない。
そんな矛盾した気持ちを抱きながら、読み進めていました。
最終巻は一番分厚いですが、一番早く読み終わってしまったように思います。
咲良田の能力についての問題の結論と、ケイと春埼と相麻の関係への終止符がいかに打たれるかが気になって仕方がありませんでした。

ケイと浦地。二人は似ているけれど相容れない。
二人の思いの果てにあるのは常に優しさで、どちらが正しいとは決められない。そんな平行線からどう脱出するのか。
二人の心理戦にはページをめくる手が止まりませんでした。
そして、ついにケイと春埼と相麻の関係に終止符が打たれます。
どう足掻いてもケイの一番は春埼であるという事実は揺らがない。
それでも彼のために自らを傷つけてきた相麻菫の行く先は、幸せとは言いがたいけれど、きっと明るい未来があると祈っています。

長々としてしまいましたが、結論としては、この作品、作者に出会えて良かったという事です。
次回作も期待してます。

0
2012年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サクラダリセット最終巻。
この本はライトノベルに、はまったキッカケでもあるので最終巻は読んでいて感慨深いものを感じた。
この本を読んで感じたことは、当たり前のことなんだけど物語がページをめくるたびに終わりに近づいていくなと言う事だった。何を当たり前のことをと思う方もいるかもしれないけど、本当に一つ一つの要素を順番に拾っていき読んでいる途中に「これはここに来るわけだ」とか納得しながら読んだ。なんだかパズルのような作品だったなと思う。
後書きにも書かれていたけど、この作品は現在のライトノベルの主流の要素をあまり取り入れていない。でもそれがこの作品のいいところを作っていると思う。少なくとも私は、今まで読んできたライトノベルの中でこの作品が一番好きだ。
この作品らしい終わり方だったと思う。挿絵の入れ方も今までに無い感じでとても良かった。
最後までこの作品を読めたことをうれしく思う

0
2012年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価:☆4.5

サクラダリセット最終巻。

カラオケボックスでのケイたちと浦地たちとの駆け引きには手に汗握った。
これまで出会った人たちの能力を合わせてラスボスに対抗するっていうのは燃える展開!

ケイを信じて行動すると自分の意思で決めた春埼。
行動はこれまでとそんなに変わらないけど、確かな変化がそこにある。

悲しい選択をした相麻もケイに救われたのかな・・・。

浦地の父の能力を猫に移すという解決策は釈然としなかったけど仕方ないかなという気もする。

伏線も綺麗に回収してるし、良い最終巻だったと思う。
当初は自分に合わないと評したし、今でもそうだとは思ってますが良い作品だと思います。これが評価されるのは分かる。


そしてケイはこれからも言い続けるのだろう。
「春埼、リセットだ。」
ただ、幸せを願うために――。

0
2013年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いろいろ考えさせられるお話ではあったけど、
全体通して、とてもきれいな終わり方。

ケイの名前のところが、個人的にはすごく好きです。

7巻で1つのお話という感じ。
もう1度、1巻から読み返したくなった。

0
2012年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

河野裕『サクラダリセット』最終第7巻。

終わった。よかった。
しばらく余韻にひたれるほどに。
たしかに媒体としてはラノベなんだけど、テーマとその取り扱いの繊細さは、
ラノベ作家のなかでも群を抜いてるとあらためて思った。

細部の描写、わたしがいうincidentのような「ロマネスクのかけら」が存分に含まれていて、
それが生まれては消え、ストレートな物語の展開と、
登場人物たちの(悪く言えばありがちでテンプレートな)「テーマとの格闘」をリアルなものにする。
これは今日、Twitter副垢でちょっと書いたことに関係しているし、
自分が書き手としても追求したいことのひとつだったりする。

そしてそれだけが、結局のところ、
「当たり前なこと、だけど難しいこと」を正しく伝えるってことにつながるのだと思う。

0
2012年04月30日

「男性向けライトノベル」ランキング