【感想・ネタバレ】バスを降りたらのレビュー

あらすじ

「通学のバスの中で見かけるあの人みたいになりたい……」奈鶴(なつる)はバスで席を譲る律(りつ)の姿を見て名前も知らない律のことが気になりはじめる。一方、律は自分が落ちた中学の制服を着た奈鶴のことを少し目障りに感じている。奈鶴と律はバスの中で見たお互いの姿をきっかけに大切なことに気がつきはじめる。男女ふたりの視点で描かれる、一歩前に踏み出す勇気をくれる青春成長ストーリー。バスを降りたふたりは、新たな一歩を踏み出す。 【目次】1 side:奈鶴 七時三十六分発、駅西口行き/2 side:律 居場所はここじゃない/3 side:奈鶴 絵の中の鳥/4 side:律 こだわっていたのは/5 side:奈鶴 初めての眼鏡/6 side:律 中庭のふたり/7 side:奈鶴 あのひとみたいに/8 side:律 たとえばそういうことだって

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Posted by ブクログ

ネタバレ

同じ中学校を受験して合格した女の子と不合格で違う学校に通っている男の子が同じバスで通学中にお互いの生活ぶりなどが気になっていく物語だった。
乗り降りするバス停が違い、学校も違うため、お互いが関わることはないと思っていたが、お互いが気づかないうちに少しずつ関わっていき、それによってお互いの考え方なども少しずつ変わっていくところがあり、とても面白かった。
受験に落ちた男の子が思っていたように、もしも自分が違う人生を歩んでいたら、どうなっていただろうと思った。

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2023年07月06日

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