あらすじ
『人間の証明』、『セーラー服と機関銃』…活字と映像を交錯させて、表現の力で社会を揺り動かした戦後最大の出版人、その魂の軌跡。幾多の受難から立ち上がった角川春樹、新たな闘争が始まる。
※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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Posted by ブクログ
角川春樹といえば、角川映画と文庫本のイメージとあと覚醒剤。
この本は膨大なインタビューから成る、多分収まりきれなかった数々に逸話もあるんだろうな。
渋谷で200人相手にひとりで闘ったエピソードや硬派だったのがある時から女性をとっかえひっかえで結婚歴が6回?だったかな。(安井かずみとも関係があったのには驚き)
70歳で再婚して子どもまでもうけてたのね。
父親(源義)との確執。
覚醒剤は所持してたのは事実だけど、会社にお金は手をつけなかったので、全部否認したら実刑になったとか。
うーん、とにかく自分に嘘は付けなかったんだね。
覚醒剤は、持ってた時点でアウトだと思うけど。
松田優作とも懇意で彼は伊丹十三を認めてなかったとか、
大林宣彦から”原田知世は、天才ですよ”という手紙をもらったことや、いろんなエピソードがてんこ盛り。
吉本隆明は彼の俳人としての才能をかっていたらしい。
俳句は死ぬまで作り続けるってあった。
句集、読んでみようかな。