【感想・ネタバレ】アマゾン、アップルが日本を蝕む 電子書籍とネット帝国主義のレビュー

あらすじ

本書のタイトルを見て、奇異に感じられた方も多いのではないでしょうか。アマゾン、アップルというと、大成功した米国ネット企業の代表であり、ネット上でもっとも魅力的かつ便利なサービスや端末を提供する企業の代表だからです。もちろん、私もその点には異論ありません。(中略)自分の日々の仕事や生活の範囲だけで考えれば、アップル、アマゾン、グーグル、ツイッターなどの米国ネット企業は、絶賛こそすれど非難することなどできません。しかし、それはあくまでユーザーの立場からの風景であり、ネットという限定された世界における評価に過ぎません。実際、社会全体の観点からネットやそこで提供されるサービスを眺めてみると、また違った風景が見えてきます。 ――本書「はじめに」より「一億総クリエイター時代」「コンテンツは無料」「ネット革命が起きた」……こんな社会は本当にバラ色か? 米国ネット企業の策略を暴き、日本の進むべき道筋を示す。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

電子書籍を語る前に、そもそもアメリカと日本での出版ビジネスと書籍に対する価値観が異なることを忘れてはいけない。その上で、ネット企業による電子書籍出版ビジネスの変革を考えるべき。ネット自体がアメリカから産まれたものであることを考えると、アメリカの価値観で作られたビジネスモデルをそのまま日本に導入するのは果たして正しいのだろうか。各々の国や文化に即した方法を模索しよう。

0
2012年01月25日

「IT・コンピュータ」ランキング