【感想・ネタバレ】BLOOD RAIN 新装版 1のレビュー

村生ミオ

短大を卒業し、某商事会社に就職した主人公・相原久美は、高校の野球部時代からの親友・川島凜子とルームシェアをしていた。しかしある日、2人は野球部時代の仲間である斉藤正史が殺害されたニュースを目撃する。彼の死を皮切りに、久美の周りでは次々と元野球部のメンバーが殺される事件が発生し……。
村生ミオのブラッディ・ホラー第1弾！

【目次】
vol.1 殺戮
vol.2 疑惑
vol.3 証拠
vol.4 過去
vol.5 葛藤
vol.6 陽動
vol.7 謀略
vol.8 目撃
vol.9 正体

-------------※こちらの作品は2000年3月に秋田書店様より発売したものと同一作品になります。重複購入にはお気を付けください------------

[じゃがいも · ★★★★☆]

典型的な復讐もの

典型的な復讐もの殺人鬼もののサスペンスドラマである。フィルムカメラやガラケーが出てくるところは時代を感じさせるが、人間関係のもつれから、殺人にまで発展するというところは時代を問わない真実であろう。それでもあまりにもたやすく殺人を犯しすぎるような気がする。この作者特有の絵柄は結構かっちりとしていてきれいで読みやすい。