あらすじ
【注 電子版にはCD(音声)はありません。ご了承ください】 どうすれば幸福で生きがいのある人生を送ることができるのか? 「経営の神様」がみずからの人生体験をもとに直接語りかける、好評シリーズの第2弾。松下幸之助は9歳のときに丁稚奉公に出て実業の道に入り、23歳で松下電器(現パナソニック)を創業、一代にして世界的企業を築きあげた。そんな松下氏は、生涯を通じてよりよい人生の生き方を模索し続け、90歳のときになお「自分は未だ人生修行の途上である」と言っている。松下氏が追い求め、折にふれて人々に語った人生の指針とはどのようなものだったのか。人生の楽しさも苦しさも味わいつくした松下氏ならではの、滋味あふれる語り口が読む者を元気づけ、生きる希望を与えてくれる。各話の終わりに、松下氏のさまざまなエピソードを紹介したQ&Aも付いている。
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Posted by ブクログ
シンプルながら奥深い。本質を突いた一冊。なかなか実践は難しいが、常に心に留めておきたい内容。
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【読書メモ】
●松下氏はのちに、「一社員であろうとも、"自分は社員稼業という事業の社長である"という心意気をもって創意工夫を働かせれば、働く喜びも一段と高まってくる」と述べています。仕事にせよ人生にせよ、自主独立の気概をもって取り組みたいものです。
●ものごとをできる限りやさしく見て、五のものは初めから五と、かけひきなく主張する。そうすると、失敗する場合もあるけれども成功する場合のほうが多い
●ありのままの姿、真実に立つことが、交渉ごとに限らずものごとを行う場合の大切な基本ではないでしょうか。
●自分が、"これをすることが正しい"と思うことは、誠意をもって素直に話したりお願いしたりすれば、多くの場合、ことはうまく進むものです。