あらすじ
【本書籍は発行元:BOW&PARTNERS、発売元:中央経済グループパブリッシングの商品です】
日本語力、論理力、コミュニケーション力、コンサル脳をつくる三大基本スキルは実はこれだけ!
戦略コンサルティングのスキルやツールの本は溢れているのに、コンサルタントと同じビジネススキルが身につかないのはなぜか。
本書はボストンコンサルティンググループ、アクセンチュアのコンサルタントとして、20年間、後進の指導にもあたってきた著者が、ビジネスパーソンのコンサルティングスキル養成トレーニングを行う中で見出してきた、コンサルタントとビジネスパーソンのビジネススキルの違いを生む根源とも言える基本スキルを初めて公開!著者によるコンサル脳のトレーニングが紙上体験できるテキストです。錬成ドリル付き。
すべての人に、人生を変える「コンサル脳」を。
【もくじ】
序章
1 コンサル人気の理由
2 コンサルタントの市場価値
3 コンサルティングファーム出身者の市場価値はなぜ高いのか?
4 基礎的なビジネススキルをどうやって身につけるのか?
第1部 コンサル脳をつくる三つの力
1 コンサル脳をつくる三種の神器
2 ビジネスパーソンが、日本語、論理、コミュニケーションを改めて学ぶべき理由
1 日本語力
1 ビジネス的に正しい日本語の原則を知る
文章に多義性を生じさせる要因①単語の抽象度が高い
文章に多義性を生じさせる原因②5W1Hを具体的に示さない
文章に多義性を生じさせる原因③「一文一義」になっていない
文章に多義性を生じさせる原因④修飾の順序が不適切
コラム 砂漠の宗教から生まれた欧米語と森の宗教から生まれた日本語
2 わりわかりやすい文にする
わかりやすい文テクニック①読点を適切に打つ
わかりやすい文テクニック②助詞を適切に用いる
3 「文」を繋いで、「文章」にする
4 「文章」を論理的に構成する
2 論理力
1 ロジックツリーによって、説得力ある文章に組み立てる
グルーピングする際は、MECEかつ、情報の粒度を一致させる
ロジックツリーを作成する
ロジックツリーを検証する
イシューツリーにしてみる
2 論理学の基礎を用いる
演繹推論(ディダクション)帰納推論(インダクション)
仮説推論(アブダクション)
3 コミュニケーション力
1 なぜ、伝わらないのか?
メッセージに含めるべき内容を自分の中で明らかにする
どの部分が伝わっていないのか?
論理のありがちな落とし穴
2 人はどんなときに動くのか?
3 アリストテレスの弁論術に説得の技法を学ぶ
エートスによる説得の技法
ロゴスによる説得の技法
パトスによる説得の技法
4 学び方を学ぶ
第2部 コンサル脳を鍛える錬成ドリル
錬成ドリル 日本語編
錬成ドリル 論理編
錬成ドリル コミュニケーション編
コンサル脳を鍛える10冊
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
飛ばしてしまう基本的なことを補ってくれる。
日本語(解像度、正確性、具体性を上げる)、論理(説得力を上げる)、コミュニケーション(達成度=人を動かす を上げる)の3つを磨く
日本語
述語を最初に考え修飾(主語、修飾語)を加える。修飾を加えるルール: 節(主語述語となっている)を句より前に、長い修飾を短い就職の前に、重要な就職を重要でない就職の前に。読点は順序が左記とは違う場合(強調したいので短くても前に持ってくるなど)、長い修飾と長い修飾の間に打つ。接続語を大事にする(文の構造を明確にする)。
論理
ディダクション=演繹法=人は呼吸する→Aは人だから→Aは呼吸する。インダクション=帰納法=A、b、cは呼吸する→A、b、cは人→人は呼吸する
ロジックツリー=主張→下層 理由→第2下層 理由の根拠 イシューツリー=課題→下層 具体的課題
コミュニケーション
人を動かすこと=黙ること(人の話を聞く=望みを理解する)、エトス信頼・ロトス 論理・パトス感情
エトスとパトスが大事 共通価値観、役立つ知識・遂行力、メリットを示す
面談時実例「まず黙る、関心持って聞く」
目的明確化して臨む「共有、相談、依頼」=「理解してもらう、意見をもらう、動いてもらう」
上記知識を脳に定着。必要性とフィードバック
→渇望状態で学び、実践してフィードバックを受けることで定着する