【感想・ネタバレ】ただ貴女に触れたくて 護衛騎士の秘めやかで蕩ける情熱愛のレビュー

あらすじ

身に覚えのない罪を着せられ追放された王女サラ。流刑地までの旅路に護衛騎士のリオウがついてきてしまう。いつも助けてくれた彼を不幸の道連れにしたくないのに、そばにいてほしいと願ってしまい――。「ずっと、俺だけの貴女にしたかった」情熱的に唇を貪られ、淫靡な愛撫が媚薬のように全身を火照らせる。何年も積み重ねた想いを最奥に注がれたら、幸せで満たされて……!

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流罪の王女

無実の罪で王宮を追われたヒロイン。影を操る護衛騎士。実母から向けられる憎しみや陰謀。
終始重苦しく陰鬱といた雰囲気のストーリーの中で、二人の矜持や想いの深さがより眩しく感じられた。

守る為に触れられなくなる。
異能の特性もなかなか良かったよ…自ら“待て”をする麗しの護衛騎士。堪らん。
件や王妃の件は随分あっさり片付いてしまったが、恋模様重視であれば楽しめるかな。

1
2023年03月22日

Posted by ブクログ

王位継承者であるサラが無実の罪で流刑に処され、流刑地へ向かいながらリオウの絶対的な献身に絆されつつ、王女として巻き返すお話です
読み始めは実母である王妃が大概だと思いましたが、実父である国王も大概でした
この二人の子がよくこれほど国を思い自らを律する女性に育ったものです
サラに盲目的とも言えるほどの敬愛を伝えてくるリオウと、遠慮なく言いたい放題のナターシャがけっこう良い組み合わせで最後まで暗くならずに読めました

0
2024年12月31日

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