【感想・ネタバレ】金貨一枚貸したら辺境伯様に捕まりました！？のレビュー

屋月トム伽 / 縹ヨツバ

孤児院出身の聖女・ミュスカは、教会の物置小屋に居候し、他の聖女たちから仕事を押し付けられる毎日を過ごしていた。ある大雨の日、びしょ濡れで立ち尽くす一人の男性に出会った彼女は、全財産である金貨一枚を貸してあげることに。数日後、教会にやってきた彼はなんと貴族で、ヴォルフガング辺境伯のレスターだった。レスターに領地まで連れてこられたミュスカは、金貨一枚のお礼としてご馳走、豪邸の一室、箱いっぱいの金貨を与えられ、果てには結婚まで申し込まれてしまう。金貨一枚貸しただけなのに、なんでこうなるんですか!? 不憫な聖女が辺境伯に溺愛される、シンデレラストーリー開幕！！ ※電子版は単行本をもとに編集しています。

[keikei · ★★★★☆]

平民出身の孤児だったせいで聖女なのに神殿で虐げられていたヒロインが、
たまたまの出会いで辺境伯に見初められ、身分差もあり最初からうまくはいかないけれど、
まぁ、横槍が入り、事件も起こりで互いに結ばれるまで。
ありがちっていえばありがちな展開でした。

試し読みで、冒頭でヒロインが金貨を１枚貸してあげた場面。
辺境伯ともあろう人がどんな事情であんな事態に？とそこが気になってたんですが、
単にヒーローが抜けてただけという肩すかしをくらった感じでした。

＃ハッピー