あらすじ
【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉収録】
「なんで私は、こんな生き方しかできないの?」
田村ウズメ、元子役の40歳。
結婚もせず、働きもせず、部屋にこもり続けて12年。
同級生が自立して家庭を持つ中、もはやどう変わればいいのかも分からず自堕落な日々を送っている。
そんなウズメを見かねた母は「便利屋」を呼ぶことに。
ウズメの汚部屋を片付けにきた興梠は、演技経験のあるウズメを「代行スタッフ」として便利屋にスカウトして…!?
引きこもりアラフォー女の人生再生譚!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子役から劇団に入ったけど芽が出ず、秀でた容姿や演技力もないのにプライドだけ高くて、褒められるとすぐ好きになっちゃうクセで劇団の代表の男にだまされて、12年引きこもって40歳になったウズメの物語。
便利屋の仕事を手伝うことになって、いろんな悩みや問題を抱えている人たちと出会うようになり、励まされたり励ましたりして少しずつ外に開けていく。
ウズメみたいなタイプの人はとりあえず就職したほうがよかったのではとか、引きこもり生活が長いわりに対人に慣れるの早いなとかとか思うところもあるけど、だめだめな部分が自分に重なったりもして応援したくなる。
ウズメの母親目線の第6話もすてき。お調子者で自信家の娘を甘やかすわけじゃないけど優しく見守ってきて、傷ついたときには受け入れて、最終的にはケツをたたいてくれた。お母さんもお父さんも愛情深いからウズメはいい子なんだろうな。
Posted by ブクログ
働けてよかった。
目指していたのは女優だけど、今は何でも屋の代行業務。謝罪代行やら娘役やら。
形は違えどウズメがやりたかった「演じる」事を仕事にできてウズメが自信を取り戻せたらいいな。