【感想・ネタバレ】１万人の夢を分析した研究者が教える 今すぐ眠りたくなる夢の話のレビュー

松田英子

「夢」について、実はかなりの部分が解明されていて、とにかくおもしろい！

小学生から90代まで、１万人以上の夢を収集/分析した専門家が、夢の研究の「最前線」を紹介します。

（本文の一例）
・誰でも毎晩３～５つは夢をみている
・年代別によくみる夢とは？
・みた夢で自分の無意識の感情がわかる
・「飛ぶ夢」「追いかけられる夢」をみる理由
・金縛りでみる夢、世界各国のちがい
・８時間睡眠が一番健康によい⇒ウソ
・いい夢をみる方法は就寝前に……
・夢の内容をコントロールするには？
・もうすぐ夢がスキャンできるようになる!?

■夢で「睡眠の質」や「心の健康」を高めるには？
■「いい夢みろよ！」ではどうすれば？
など、実用的要素も◎

読んだらはやく寝たくて仕方がなくなる１冊です！


【著者プロフィール】
松田英子（まつだ・えいこ）
東洋大学社会学部社会心理学科教授。
公認心理師・臨床心理士。夢と睡眠の専門家。
お茶の水女子大学文教育学部卒、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得満期退学。博士（人文科学）。
専門は臨床心理学、パーソナリティ心理学、健康心理学。
産業カウンセリングとスクールカウンセリングを臨床のフィールドとしている公認心理師、臨床心理士である。
著書に、『夢を読み解く心理学』（ディスカバー・トゥエンティワン）、『はじめての明晰夢』（朝日出版社）など。
睡眠の改善から心の健康を高めることに関心がある。

[ブクログ · ★★★★★]

金縛りが酷い時期があり、たまたま著者の記事を読んで、こちらを手に取りました。年代によって見る夢がカラーかモノクロ、サイズも違うのというのは面白かったです。この本を読んで、嫌な夢ばかりでもそんなに気にする必要がない気がしてきました。夢の研究がもっと進んだらとても面白いことになりそうですね。

[ブクログ · ★★★★★]

夢は今の自分の鏡であって、大切なバロメーターだということがよく分かりました。ここまで夢の研究が進んでいるとは夢にも思いませんでした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

睡眠の話。夢の話。
これは面白いに違いないと読み始めたのだが、、、
なんだかピンとこない。
睡眠、夢に関してはある程度の知識はもともと持っていたが、
この本に書いてある専門的なことはもちろん初めての知識。
でもなぜか、、、それがあまり刺激にならない。
なんでなんだろ。
せいぜいことばとして「明晰夢」というのを知ったくらい。
これとて、自分が夢を見ていると認識でき、時にはその内容を思い通りに操れる、
というようなことで、概念的には知っていた。言葉が新しかった。

うーん、期待しただけに、なんか残念。

[ブクログ · ★★★☆☆]

年代により見る夢の内容が違うというのは想像できましたけど、ほとんどの年代で追いかけられる怖い夢を見ているというのが興味深いですね。働いていると上司に叱られる夢とか。

私は夢を覚えているタイプではありませんが、夢を見るメカニズムが解明されていくと、夢がもう一つの生活空間になるのかもしれないなと感じたりしました。
夢を自分の好きなように見れるというのは羨ましいなと感じます。