あらすじ
700万人を教えたカリスマ講師直伝! お金と時間をかけずに英語力を伸ばすコツ
「英語は早く始めるほどよい?」「英語のシャワーを浴びせるのは効果がある?」…親たちの切実な疑問に対して、全国の小中高生を多数導いてきた著者が本気で答える。小学生のうちはとにかく英語嫌いにさせない、4技能の中では「読む」に注力、中学からは文法重視、など実践的で効果的なアドバイスが満載。激変する英語教育環境の中で英語好きの子どもを育て、お金と時間をかけずに一生モノの英語力を身につけるにはどうしたらよいかを綴った待望の指南書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
英語教育に関する本を読んでみようと何冊か借りたうちの一冊。
有名予備校講師なだけあって自信のある文面だが、
「幼年期は英語のシャワーより保護者の声をたくさん聞かせてあげて」「英語だけできても幸せになれない、思考力が大事」「青春時代は勉強以外のことも大事」「英語の授業は騒げて楽しいだけで、学びからくる本当の楽しさではない」等、子育て中の身に置いて同調できる部分が多々あり読み進められた。
TOEICと英検についても納得できる説明があり、見通しを立てることができた。
単語文法とreadingが基本、中3までに準2級、高2までに準1級、受験英語では低レベルながらも道筋は逸れていない、形式が変わっても英語の学び方は変わらない。
子どもの人生なので後々は子どもの考えに委ねるが、幼い内の関わり方の参考になったので一読して良かった
Posted by ブクログ
何となく感じていたことが言語化してあった。現場で講師をされてる筆者の感覚なのだから、信憑性があるな、と思いながら読んだ。
大切なのは英語力ではない。英語は後から訓練すれば良い。
語学には我慢強さ、粘り強さが大切。
子供の「好き」は字面通り受け取らずもう一段階深堀りして聞く
早期英語教育(丸暗記)は、あれこれ節約して10円を貯金するくらい費用対効果が悪い
異文化体験をさせてあげる
教科書の例が経済格差を考慮してない
天ぷらがtempuraの理由、唇が付く
mayは50%の感覚、オススメ度50% 予想50%
excitedとexciting exciteは興奮させる
中学までのリスニングは、結局単語力か文法。
スペルミスは、保護者がある程度は諦めること
四技能バランス神話に踊らされない。読むに特化させる。
文法が大切!
音読の目標は内容を理解できたか。音読の最大のメリットは英語を英語のままで理解できるようになること。処理能力が上がる。
高2までに準1。その後は強化分野の問題集、過去問。他学部のものも。
Posted by ブクログ
関先生の考え方がより好きになりました。
早期英語教育に関しては私も懐疑的で、まずはしっかり母語を話せる、理解できるようになることが大事なのではないかなと思います。
まだ時折英語を指導する機会もあるので、スタサプも活用して勉強していこうかなと思います。
Posted by ブクログ
イケイケなカリスマ予備校講師のハウツーものかと思ったが、本屋で手に取りパラパラと流し読みすると、小学校からの英語教育には反対、小さいうちは英語よりむしろ保護者の言葉をいっぱい聞かせたり、虫取りに興じることの方がずっと大切、などの言葉が目に入り思わず購入した。
英語だけができたところで、英語で伝えるべき体験や思考がなければ元も子もない。もはや英語そのものに憧れるのではなく、それを使える人間性を大切にできる日本人でありたいと思った。
Posted by ブクログ
自分が元々英語好きで得意だったので、子ども達の英語学習のヒントになればと思って手にとりました。思った以上に参考になりました!地に足のついた主張で納得させられるものばかり。周りの声に決して惑わされないようにしたいと思いました。そして何より、自分も楽しんで英語に触れ続ける姿勢を見せられればいいなと思いました。
Posted by ブクログ
『サバイバル』シリーズを3冊読んでいたので、たまたま書店で見つけて、購入しました。著者は、『赤ちゃんのように学ぶ必要はない』『読むことを基本にする』ことを言っています。外国人は文法を学んでいないから、英文法を学ぶ必要はない、と主張する人がいますが、それは、母国語と外国語の習得プロセスを混同するものです。リーディングと文法の重要性を確認できました。また、高校生以降は、英検の勉強を軸にすること、英検準1級を取ったあとは、英検1級や全国通訳案内士を目指すのも良いという考えは共感できました。その一方で、公立の高校受験の英語は簡単すぎるという記述には違和感を覚えました。筆者も述べているように、首都圏は私立高校の方が難易度が高いです。一方、地方は公立高校を受ける人が多いです。地域の一番手の高校を受験する、合格確実の生徒にとっては確かに簡単すぎると思いますが、ボーダーラインの生徒には、必ずしも簡単とは言えません。簡単すぎるとまとめてしまうのはどうかなと思いました。それでも、現在の日本の学校の教育制度を踏まえて、納得がいく提言をしていると思います。
Posted by ブクログ
スタディサプリでわかりやすい先生
英語だけに頼ること、英語をやればいいってものでもない
英語より大切なこともある
でも、英語から文化や考え方も学ぶこともできるし、
楽しむこともできるとも思う
もっと勉強してたら公立のテストは簡単と言えたかな。苦笑
Posted by ブクログ
もう今となっては子どもたちも成長してしまって、関係ないといえば関係ないのだけど。
最近のオンライン英会話の子ども率が高くてビックリしつつも今の子は英語得意なのかなぁと漠然と思っていたらどうやらそうとも言えないようだ。
筆者としては、中学校から受験英語をしっかりやってこそ、いざ英語が必要な場面でスキルアップできると考えているよう。
まあ、予備校の講師だからそうだよね。
Posted by ブクログ
なるほどと、納得する部分もあれば、優秀な人はそうだけど、普通は、そうじゃないと、反発する部分もありました。早期教育はいつか、追い越せるとの記述は、確かにと思いましたが、これまた、人によるとも思いました。お金と時間をかけられるうちに、英語にかけておいて、その強みを活かして、上の学校に進む道もあると思いました。でも、確かに、英語だけに偏ってしまっては、広い知識を身に付けることは出来ないし、かといって、広く浅い勉強の仕方では、何者にもなれない気がします。運動についても同様のことが言えると思います。何か、一つ、本人が頑張れる物が見つかれば、それをとことんやるのが、一番効果的かつ、将来の役に立つのではないでしょうか。公立高校の問題は、簡単すぎるって、言ってみたいものです。