あらすじ
不思議な体質のせいで私は恋なんてできない……。初めての舞踏会で公爵令息ロイクに無理矢理キスしてしまったアンリエット。以来、夜になると男性を襲ってしまう体に。恥ずかしくて二度と社交界に出られないはずが、花を楽しむため昼に開かれた舞踏会でロイクと再会。優しいエスコートで口づけされ、巧みな愛撫を受けて……。今度こそ恋は上手くいくはず! けれど日没が迫って!?
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Posted by ブクログ
なかなか見かけない設定のお話でした。
社交界デビューの日にロイクを襲ってしまってから、宵の時間になると近くにいる男を襲ってしまう体質になったアンリエット。
それは、幽霊の仕業だったのですが、ほんと迷惑な幽霊です。
ティアラ文庫に出てくる男性は、だいたい女性経験が豊富な人が多いですけど、ロイクは珍しく初キスも初Hもアンリエットに奪われるって感じで、裏表紙のあらすじとはちょっと違うかなぁって感じがしました。まあ、初Hの様子やその後、会うたびにってところは若いなぁって感じはしましたけど・・・。
特に二人に障害はなく、お医者のクリフとの誤解もあっさり終わったのは、ちょっと物足りない感じがしましたけど、まあ、たまにはこんなのもいいかな。