あらすじ
騎士学校を退学になり、家からも勘当されたイディールは、古代秘術「絆召喚術」によってゴブリンやゴーレム、フェアリーを仲間にし、世界最悪の魔境・イデオニール大樹海で暮らしていた。
ある日、冒険者ギルドの昇格試験で功績が認められたはずだったイディールのもとにA級昇格の棄却の知らせが舞い込む。
それは退学になった騎士学校の妨害せいで、イディールは新たな策でS級までの昇格を目指すことに――。
因縁の王子、さらには魔王まで現れ、様々な困難に直面するイディールはS級冒険者への道を駆け上がることはできるのか!?
感情タグBEST3
絆召喚術ってだっさいなと思いましたが、それぞれ個性的でおもしろいです。
1巻よりかなりゆるい感じになってきたので気楽に楽しめますが、感じ悪い天才王子がいるので油断できませんね。
ハズレもある
原作者の他の作品を読んでいたので、これも読み続けてきたけれど、もう無理。物語をどこへ向かわせたいのか、まるで分からない。
魔物?との絆を主軸に置く物語かと思ったら、単に現代の世の中にありふれた便利なものを、文明レベルの低い世界?に出すための舞台装置に過ぎなかった。そして、主人公に「こうしたい!」という明確なビジョンがないため、言い方は悪いが、未開人が文明の利器に触れて驚く様をただ見せられているだけで、本当、痛々しい。
当たりもあればハズレもあるということなのだろう。