【感想・ネタバレ】空蝉同心隠書 盗人の上前のレビュー

あらすじ

里見梧郎は、主筋にあたる旗本家との諍いで、火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵の預かりとなった。そして、「居ると気づかせない人になれ」と言われ、書誌役を任ぜられる。
ある日、押し入った先を皆殺しにする強盗事件が起きた。調べ始めた矢先、北町奉行所の“真犯人は主人に遺恨のある元使用人”という明らかな嘘で、事件を横取りされてしまう。
梧郎は、真相を隠密裡に探り始めた。

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Posted by ブクログ

池波正太郎氏の鬼平犯科帳を下敷きにうまく料理している快作。主人公の探索はややご都合主義か(火付盗賊改方総出の探索がうまくいかないものをあっさり謎を突き止めている)。が、しかしその分テンポがよい。主人公を敵とねらう由佳、「ほうせんか」のお純などこれからの関わりも気になるところ。

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2011年09月01日

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