あらすじ
「お前のような悪女とは婚約を破棄する!」――聖女でありながら突然糾弾され、王太子から婚約破棄を告げられたマリーアンジュ。さらに聖女の力も王太子の恋人である男爵令嬢に奪われてしまう。しかし、それは王太子と新聖女、2人にとって破滅への始まりで…。「聖女の力は他人に譲れるが、あくまでも一時的なものに過ぎない」。それを知っているマリーアンジュは、束の間訪れた休息に公爵令息のダレンや友人たちと自由な生活を満喫する。一方、歯車が狂っていった王太子はマリーアンジュに助けを求めるも、彼女はただ微笑むだけで…。
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王太子と男爵令嬢のみヒロインを悪女と呼ぶ。
馬鹿なの?
破滅の足音がはっきり聞こえる構成は安心感がある。
誠実さと腹黒さを飼いならすマリーとダレンは最強のコンビ。この二人に勝てる相手がいたら見てみたい。
代理聖女騒動はこれにて完結かな?次巻も楽しみ!
なかなか
面白く読ませていただきました。
気がつけば、この作家さんの作品、好きみたいです。
(こちらで、あの遅延?マンガ買ってる)
程よい飴と鞭、というか、甘さと厳しさがいい感じ。
ヒロインもヒーローも聖人過ぎない、立場は分かっていて、責任をはたしている、でも、欲もある。
やらかした人には、ちゃんと罰が下って良かったです。
悪女とは…
汚名を着せられ、婚約破棄され、聖女の力を奪われたマリーがなぜ悪女なのか、不思議で読み進めましたが、やはり王太子が残念な方でした。マリーとダレン、2人とも頭がよく、なるべくしてなった結果だと。面白かったです。
匿名
一気に
読んでしまった。面白かった!
ざまぁになるのは分かっていたけど面白かった。
しかし、リットン男爵家は、ベイカー侯爵家により結局どうなったのかなとか、気になるし、
お祭りに行って2人の仲の良さを読みたかった。
最後の方の誤植も残念でしたが。
続きがあるのなら読みたいですー。
匿名
続きが気になる
悪女と言われて婚約破棄されたけど、実は悪女じゃない…こともなかったw
王太子カップル、ヒロイン(聖女)カップルのそれぞれの思惑と腹黒さ、王と王妃の心配とか色々あるけど、結局は真面目に働いてきた賢い人が残る。無知と身勝手が過ぎると身を滅ぼす。
聖女の力は移動できる、代理聖女というルールが面白いなと。
ヒロインとヒーローがもっとラブラブして欲しかった。ちゃんと好きだって最後は伝わったかな?続きの2人が見たい。
悪女?聖女?
王太子が酷すぎる。。よく、聖女様キレないなと感心するほどです。
頭の良い聖女は、悪女の素質もあり、聖女と悪女は紙一重というお話です。ただ、もっと盛大にお暇貰ってももよかったのに。最後のザマァも含めて、なんか中途半端感がありました。
誰の掌の上で話が進んでいるのかは、思った通りでしたが、相手がバカすぎましたね。でも、サクサク読めてハッピーエンドで面白かったです!
復讐劇が好きな人に超オススメ
作家さん買いです。
最初はすごくわかりやすい勧善懲悪ものかと思ったら、とんでもなくみんな性格悪くて狡猾で、ものっすごい復讐劇になっていました。
国を治める人にはこれくらいの冷徹さがいるのね…と砂を吐くような気持ちになりました…。
ラストにはマリーアンジュの苦労も心境も顧みないイアンはざまあみろと思いましたし、頭も性格もすさまじく悪いメアリーはもうちょっとヒドイ目に遭えばいいのにと思いはしましたが、マリーアンジュとダレンに手放しで「よかったねぇ!」とは言いづらい物語でした。
びっくりした。
いろんな意味で新鮮でした。
復讐劇が大好きな方には大変オススメです。
ざまぁは弱め?
卒業パーティーの婚約破棄スタートは、悪役令嬢もののド定番。
そしてやっぱり悪女はメアリー。
そしてバカ王太子の思慮の無さは物語を裏切りません。
「聖女」の置かれる立場や苦労を理解せず、知ろうともしない愚かで傲慢な王太子が
短絡的で欲望にまみれたメアリーに篭絡されるのはしごく当然の流れ…
二人してマリーアンジュを「聖女」と「未来の王太子妃」の身分を奪い貶め、挙げ句の果てに面倒な事は押し付ける…なかなか最低な流れに最後に来るであろう大きめ「ざまぁ」に期待しましたが…
ちょっと弱かったかなぁ…
もう少し強めの「ざまぁ」が欲しかった~
マリーアンジュの父である侯爵が、メアリーの実家の男爵家に何か画策するようだったのに、その後が分からないのも残念。
なので星はちょっと控えめにしてしまいました。
でも面白かったですよ。