【感想・ネタバレ】吉兆の赤毛王女は、凶兆の赤毛王子の太陽になるのレビュー

あらすじ

モルシア国第一王女のカルラは燃えるような赤毛をしている。モルシア国では赤毛は珍しく、太陽の化身を意味する。幸運を呼ぶ吉兆とされる自分の赤毛を、カルラは愛していた。19歳になったカルラは隣国・アラゴン王国の第一王子・ルフィノと婚姻を結ぶこととなった。カルラよりひとつ年上のルフィノもまた、カルラと同じ赤毛をしており、モルシア国ではこの婚姻を「太陽の結婚」と呼び、盛大な歓迎式を用意して彼を迎えた。しかしモルシア国民からの歓迎を受ける彼は緊張した面持ちをしていて、カルラはそれが気になった。ルフィノのための晩餐の後、カルラは彼がなぜそんなにも緊張しているのか、そのわけを知った。アラゴン王国では、赤毛は凶兆とされ忌み嫌われているのだ。太陽の化身として人々に愛されて育ったカルラを、アラゴンに娶ることは正しいのか。ルフィノには、それがわからないのだという。彼のおかれた境遇と不安を知ったカルラは……。

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ホッコリしました。

ヒーローヒロインの人物像や周囲の評価、良かったです。ヒーローは堅物真面目で清廉潔白、ヒロインは明るく良い子。ヒーローの国へヒロインが行ってどうなるのかと思いましたが、なるほど、そうきたか。陰謀や嫉妬などはなく二人の周囲の人物も善良だったしホッコリ読めました。
ヒーローの心情があればもっと良かったと思います。

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2024年02月20日

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