【感想・ネタバレ】日本語ぽこりぽこりのレビュー

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Posted by ブクログ

外国人作者の目から見た日本語の興味深い点を語るタイプのエッセイかなぁ、と思って読んだら、割と普通にエッセイしててちょっとビックリした一冊

第一章なんかは日本語に焦点を当てたエッセイに近いんだけど、それでも作品の本質は「日本語について」ではなく「作者の思考・体験」にあるってな感じ

思っていたのとは違ったけど、それでも軽妙な語り口で楽しく読めた
作者の、気になったことは調べる!というスタンスに好感が持てるし、そこからくる博覧強記っぷりがすごい!!
お話の最後に毎度上手い事オチをつけてくるのもすごいなぁと素直に感心してしまった

『日本語ぽこりぽこり』というタイトルに惹かれて購入したのだけど、これの元になった漱石の句「吹井戸やぽこりぽこりと真桑瓜」という句が、実は「ぽこりぽこり」なのか「ぼこりぼこり」なのか判明していないというのが結構な衝撃だった
これはもう「ぽこりぽこり」しかないでしょう!

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2023年03月31日

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