【感想・ネタバレ】こんな僕でも社長になれたのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本文より
世の中は広い。地球は、途方もなく大きい。どんな人にだって、どこかにきっと、なにも恐れることなく、ハッピーに暮らせる場所があるはずだ。前に進まなくたって、逃げたって、生きてさえいれば、きっといつか、そんな場所にたどり着く。逃げることは、決して悪いことじゃない。



家入一真さんの生い立ちから2007年までにかけた自伝です。なにもかもうまくいかない学生時代、作者は「逃げた」と表現していますが、パソコンや絵画、予備校や新聞配達など、自分がハッピーに暮らせる場所を求めて行動を起こす作者を逃げと捉えることはできません。
そして、家入さんを包容する家族環境にも目を向けたい。学生時代からの彼を、両親はどんな気持ちで見守っていたのだろうと考えると堪らないものがあります。
この本を読むと、私を包容する大切な人達を、やはり大切にしなければと思う気持ちになれます。


感想の始めにあげた一文が心に残って、ついメモにとってしまったものです。きっと誰しもが、自分がハッピーに暮らせる場所を求めています。しかし、「探し」求めている人はきっと少ない。少なからず今の環境を我慢して耐えていたり、諦めていたり、折り合いをつけようとしていたりする人が多いように思います。本当は、自分の居場所はここではないと思いながらも。そんな人に対して、家入さんは逃げろと言っているのかな、と感じました。
逃げろとは言葉のあやで、思い切って環境を変えろといっているように思います。それでもなんとかなる、と。

今の環境に我慢しているのは、今の環境を変えることより労力が少ないと判断しているから。では、実際にそうなのでしょうか。食わず嫌いになっていないでしょうか。そんな自問自答が生まれた良著でした。

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2017年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

年末年始あたりにtwitterのTLに流れてきたので読んでみた。

よくあるビジネスの成功体験ではなく、家入さんの生まれてからの半生が詳細に書かれていて、どちらかというと家入さんがどんな人なのか興味があったのですごく面白かった。

引きこもりだった家入さんの心の葛藤や、見守ってくれている家族とのやりとりに感動した。親ってほんとすごい。

引きこもり時代やその後も興味のあることにとことんのめり込んで、また辞めて、またのめり込んでいく。
端から見たら今時の飽きっぽい若者に見えるかもしれないけど、何かを掴もうとしているように見えた。
そういうことができる環境なら、思ったことをとことんやってみるのもいいかもしれないと思った本だった。
「やりたいことがわからない」っていう人は参考になるかも。

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2012年01月30日

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