【感想・ネタバレ】最高のパフォーマンスを引き出す習慣術のレビュー

あらすじ

■体の「時差ボケ」を解消して、仕事・学習のパフォーマンスを上げる習慣術

時間医学の第一人者が説く、体内時計を活用してパフォーマンスを
最大限上げる習慣術をまとめた1冊が登場です。

「やる気が出ない」
「仕事(勉強)がはかどらない」

というときはありませんか?

その原因はあなたの体が
「時差ボケ」しているからかもしれません。

■その「時差ボケ」は、
「時間管理」「仕事」「食事」「運動」「睡眠」など、
毎日の過ごし方を少し意識的に変えるだけで、解消できるのです。

体内時計の存在は兼ねてより言われてきましたが、
体内時計を生み出す遺伝子機構の発見が2017年ノーベル生理学・医学賞を受賞し、
再注目され、研究がさらに進んでいます。

体内時計が狂うと、睡眠障害、
うつ病、肥満、糖尿病などの代謝障害や、
免疫・アレルギー疾患、さらにガンの発症にもつながる
ともいわれています。

本書では、
「時間医学」における最新医学研究をベースに、ビジネスパーソン向けに
仕事・健康の能率に深くかかわる体内時計の使って
パフォーマンスを最大化させる方法を公開します。

■本書の内容
序章
第1章 からだの中で刻まれる、もうひとつの「時間管理」
第2章 仕事の効率が上がる時間の使い方
第3章 体内時計を活性化させる睡眠法
第4章 体内時計を活用した超効率運動法
第5章 時間医学が認める高パフォーマンス食事法
第6章 リアル・ワールドと向き合い遺伝子を変える
あとがき

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

今回の本は「時間」がキーワードになっている。食べる時間1つとっても健康に関わる。






遺伝子というと、人間が生きていくうえで重要な役割を果たすが、ヒトゲノム解析の結果によって驚くことが判明した。遺伝子はゲノムのわずか1〜2%だった。残りは「ジャンクDNA」だった。





しかし、ジャンクだからと言って不要なものではなく、食事、運動、睡眠によって、両親からもらったオリジナルの遺伝子を、日々の生活を良くするためのDNAに変えている。




これは初めて知った。




体内時計で浮かぶのは、空腹になると「グー」というアラームがなる腹時計だ。しかし、体内時計は腹時計に限定したものではなかった。「からだの数十兆のすべての細胞に時を刻む遺伝子があり、時を刻んでいる」というように、時計があらゆる所に配備されていた。




それでも動かない時計を持っている細胞があったそれは男性の精巣の機能だった。女性の卵細胞の時計に関してはまだ分かっていないようだ。





健康でいる為には睡眠が重要だとよく言われる。睡眠の質を高める食事と栄養素についても取り上げている。




ゴマなどの植物種子や、イワシなどの青魚に含まれている不飽和脂肪酸をたくさん取ると、睡眠を引き起こすメラトニンを大量に殖やして、寝付きが良くなる。




逆に、油の多いものを取ると食後に睡魔が襲ってくる。過剰な脂肪摂取は、時計遺伝子の調子をおかしくする。





健康について考えることはいろいろあるなあ。

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2022年02月19日

Posted by ブクログ

脳科学のメカニズムから、パフォーマンス高く生活を送る方法を多数紹介されていてとても納得感があり、面白かった。実践し、習慣改善していこうと思う。

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2023年05月01日

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