【感想・ネタバレ】女の子が幸せになる授業 ~28プロジェクト28歳で輝く女性になる!和の心得レッスン~のレビュー

あらすじ

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知って活かすと幸せになる。人気の授業を再録!

思いやり、やさしさ、豊かな感性、決断力…。女の子に必要な力を育むと注目されている「和の心得の授業」。中高一貫校である品川女子学院では、「28プロジェクト」(=卒業の18歳をゴールとせず28歳で活躍できる女の子になれる教育をする)の一環として、「日本を知る」授業があります。礼法、茶道、華道、着付け(浴衣)。これらの授業を再録し、どんな力が養われるのか、生徒たちにどんな変化が顕れたかも収録しました。
女の子の親御さんにぜひ。実は今さら聞けない作法の虎の巻にもなるからです。たとえば、※玄関で靴を脱ぐときどちら向きで脱ぐか?※和室の上座下座は?※茶道の茶碗はどちらに回すか?※花を格好よく見せる生け方バランスは?※着物(浴衣)は右前か左前か?
娘に教えておきたいし、聞かれても堂々と答えられます。しかも、その作法の理由がわかるので、腑に落ちる…。生徒になったつもりで授業を受けられるというわけです。国際化の前に、まずは自国文化を熟知する大切さも伝えたい。女子学生に向けた、このような類書はありません!自宅で出来ることも多数収録。読んで知って体験できる。幸せの花を咲かせてくれる本です。

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Posted by ブクログ

グローバル化が加速している世の中であるからこそ、改めて「日本文化」とりわけ茶道や華道の大切さを認識すべきと思います。テクニックは勿論のこと、茶道や華道を通じて、礼儀やコミュニケーションなど、相手の立場に思いを馳せることの大切さが学べることは意義あることである。ほかにも礼法や着付けなどが紹介されているが、これだけの内容を授業として取り組んでいる品女の取り組みも素晴らしいと感じます。

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2011年07月08日

Posted by ブクログ

「28プロジェクト=「かた28歳で輝く女性になる! 和の心得レッスン」を提示、中高一貫教育の私学再建で奮闘した漆紫穂子氏が、礼法、茶道、華道、着付けの指導者、家元との対談を通じて、教育内容を紹介する。
 それぞれの芸に寄せる思想というか、位置づけに意味が。
「礼法―やさしさと美しさを引き出す授業」
「茶道-思いやりのある子に育つ授業」
「華道-感性を刺激し決断力をつける授業」
「着付け-内面の輝きを表現する授業」

随所に授業意図が展開される。「語学や外国のことを学ぶ以前に、日本のことを知るべき」(14p)。「型とは基本であること」(60p)、「この所作はこういう意味があるのだ」(61p)。
「もし短く切って失敗したと感じたら、それは、最初から短い枝だったのだと思うようにして、それをいかすことを考えるようにしましょう」(110p)。「(和装に時間をかかる時間を)自分だけの時間、(忙しくしてはいるが)心は無の状態」(150p)。

能力をひきだす、やる気をおこす。日常の中に非日常をあえてもちこみ、視野の拡大と視点の深化を、めざすか。それぞれの章に、授業をうけた生徒の率直な感想が配置されているのも、効果的。(小学館 2010年)。

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2014年06月26日

Posted by ブクログ

品川女子学院 漆紫穂子校長の著書。実際に学校で取り組まれている礼法、茶道、華道、着付けの授業内容、その心などをわかりやすく解説されている本です。親世代が、知らないことが多いので、子供たちにこういう形で日本の文化を伝えていただけるのは、ありがたいことです。そして私もこの本で勉強になりました。もっと積極的に学ぶべきですね。

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2012年07月05日

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