【感想・ネタバレ】陰キャの恩返し ～いつも一人でいるぼっち男子の正体は大企業の社長でした～（１）のレビュー

荒緒択 / 柚本悠斗 / 蜂蜜ヒナ子

社長令嬢でクラスを支配する光莉（ひかり）に目を付けられてしまった、陰キャ男子の影士（えいじ）。
パシリに始まり、色々と厄介ごとを押しつけられていたが、遂にはその矛先がいつも影士をフォローしてくれていた、あおいにまで向いてしまう。
光莉に対し毅然とした態度で臨むあおいを面白く思わない光莉は、親の力であおいの父親を失職させてしまう。
そのことを知った影士が状況の処理に乗り出し始める。実は影士は、光莉の父親の会社の最大の取引先であるエンジェリック・ホールディングスを若くして継いだ社長だったのだ。

[み · ★★☆☆☆]

違和感の残る作品

原作ノベルを読んでいないので、コミック化による違和感というものではありませんが、一話の内容が荒くてスカスカのような印象を受けてしまいました。ある程度のパターン化はやむを得ないとしても、もう少し丁寧な展開でも良かったのではないでしょうか。原作を読みたいという気持ちにさせてくれませんでした。恩返しと言っても、ワザと正体を隠してパシリ役をしているだけなのに、何に対する恩返しなのか釈然としません。優しくしてくれたから？、守ってくれたから？、ちょと違和感の方が強いです。