あらすじ
「この一冊は、欲の深い人のために書いた本である。つまり、何かを読むのに貴重な手間をかけた以上は、必ず効果(もと)をとらねばならない、と考えておられる方々に向けた本である。すなわち、人生の持ち時間をできるだけ有効に使いたい、と願っておられる方々を、念頭においた本である」(まえがき)。複雑怪奇な「人」の正体を鋭くも温かく洞察、人間関係のエキスパートがほどよく噛み砕いた文章で即効力のある本を読み解く。
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Posted by ブクログ
時間、食欲、性欲の3つが人間に平等に与えらえたものだと説く。
そして、かなりのページを使って性欲についてと男女とも絶えず満足いく性交を望んでいるということについてが書かれている。
人間の本質は、常に他人と比較し、ちょっとだけ自分が優れている状態を望んでいるとのこと。そのため嫉妬心がメラメラ燃え、世間体を気にしすぎてしまう。
不遇な人と優遇される人の差は、適材適所を操る人物に引きたてられたか否かにかかっている。
なんだか人間はとんでもなく嫌な生き物だと思う反面、可愛げがあるな、とも思う。