【感想・ネタバレ】やさしい訴えのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

3人が三様、抱えているモノがあり、それをお互いで癒していくお話だと思いきや、2人と1人という構図に。しかし、空間は違えど、最後は3人でまとまる事の美しさ。

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2024年05月26日

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ネタバレ

花巻空港が出てきたので、
主人公が逃げ込んだ別荘は
春子谷地や安比高原あたりの別荘地やペンション街を勝手に思い浮かべて読んだ。

でも物語を読んでいる最中は
外国にいるような不思議な空気感に包まれる。

チェンバロ、
カリグラフィー、
なんとも幻想的な湖や森。

夫に裏切られたり、暴力を振るわれたわけだから
本来なら暗くなりそうな内容なのに、
その世界が癒やしてくれるような気がした。

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2024年04月09日

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「音が溶けて蒸発していく」

いくつもの三角関係
嫉妬からの破壊活動、クラッシャー行動。感情的な行動のあとにいくら修復を望んでもどうしても気まずさが消えず。
新田氏には最高の離婚の綾野剛の役を思い出した。
淡々とそして意外にもドロドロしていくが、最後は静かに終わる。
林の中で暮らしを続ける描写がすばらしかった。

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2022年03月18日

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ネタバレ

文体の美しさは相変わらず。
小説として素晴らしいので、その意味で星4つ。
内容の好き嫌いなら、星1つ。

新田という男は、卑怯だ。
愛してる女がいるのに、違う女を抱く。
女の訴えを沈黙でやり過ごし、拒絶すらしない。
卑怯。
結局女を傷つける。
女は、どこにも居場所を得られない。

雨がじとじと降る中で、チェンバロンなんか聴きながら読んだから、気分が鬱々としてきて、途中でポップな音楽に変える。

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2021年03月13日

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林の中の別荘と湖を舞台に、チェンバロ職人とその女弟子、犬、主人公のカリグラファーが織り成す美しいけれども残酷な物語。おとぎ話の世界に入れなかった<わたし>、これからどうやって生きていくのだろう。<霊媒師>とまではいかないまでも、自分の力で幸せをつかんでいるといいな。

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2014年07月27日

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不倫をしている夫から逃れるため、山荘の別荘へとやってきた瑠璃子。
そこで、チェンバロ製作者である新田氏、彼の助手である薫さんと知り合い、仲良くなっていく3人。
瑠璃子は新田氏と特別な関係になるものの、やはり最後は薫さんの存在に負けてしまうというちょっと切ないようなストーリー。
なんとなく、異世界に紛れ込んでしまったような印象を受ける別荘での出会いと出来事。

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2013年06月14日

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夫から逃げて別荘に来るカリグラフィー書者。近所の森にすむチェンバロ職人と助手の男女。3人の関係
小川知子のストーリーの進み方が独特。

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2014年04月24日

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