あらすじ
データが氾濫するこの現代、文字だけでは伝わらない複雑な背景知識をどう伝えればいいか? 世界最高峰の経済紙『フィナンシャル・タイムズ』で開発された図解のノウハウをあますところなく紹介。70を超える見本に当てはめるだけで、誰もが簡単に誤解なく伝わる図表を作成できる。ポスト真実時代の新しい図解の教科書。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「図解の技術」について解説している書籍は数あれど、これは本質本(とりあえずこれ読んでおけば大体大丈夫)と言えるのでは。特に作例が豊富で、BIツールで再現するだけでも相当図解の技術は身につくし、リファレンスとしても優秀。
一方、デザインや統計に関する知識は専門の書籍にあたるのが良さそう。この本でもエッセンスは記されているが、そもそもデザインや統計に関しての本ではないため。
Posted by ブクログ
データ・サイエンスの重要性が高くなっている中で、データ図解の技術と統計学の知識はますます必要となってくる。
データ図解の技術を豊富に紹介しつつ、統計学的な裏付けもある点が類書に見られない本書の特長である。
Posted by ブクログ
図解でどう見せどう伝えるか、いろいろなパターンが示されていてよく分かった。図のパターン、形式、色にこれだけこだわるのは驚きである。鶏頭図、データビジュアライゼーション、注釈を付けるのは重要な作業ということで自分の図のつくり方をもっと考えてみる必要がある。
Posted by ブクログ
図解は今後更に3D/空間などにも広がることは間違いなく、人々への直感的な理解を求める世界は無限となるだろう。特にイラストとの連携することでイメージをそのまま直感的に理解できることは一瞬でも記憶にも残る。棒グラフの違い(単純な棒線とイラストの高さ)など一つの作品でもこの差は大きいと思う。正に言葉よりグラフは説得力がダントツであり、9つの技法を参考に見やすさ、理解力向上には最高の参考資料である。(棒グラフの違いは世界のビルディングの高さをイラストvs 棒線で表現したもの)