【感想・ネタバレ】古代豪族 大神氏 ――ヤマト王権と三輪山祭祀のレビュー

あらすじ

大神(おおみわ)氏はヤマト王権の国家祭祀を担った氏族である。平城京や平安京などの都城が築かれる以前、五世紀後半から六世紀代は三輪山周辺が政治の舞台であった。そうした時代に、大神氏は三輪山の神に対する祭祀を職掌として台頭した。また大神氏の祖先は日本で最初の疫病を鎮めたと伝えられており、その伝承を語り継いで後世まで命脈を保ってきた。その信仰は現在の大神神社にまでつながっている。大神氏の最新研究によって、古代の王権や祭祀のあり方を明らかにする。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ヤマト王権の国家祭祀を担った大神氏について、氏族の歩みと役割、それと密接に関わる信仰の源流を最新研究によって明らかにする内容であり、古代王権と祭祀との関わり、古代豪族の実像例としても興味深かった。

0
2025年03月24日

「学術・語学」ランキング