【感想・ネタバレ】貸本屋とマンガの棚のレビュー

あらすじ

60数年前、人々は貸本屋から本を借りて読むことが、ささやかな娯楽だった。とくに貸本マンガと呼ばれる作品群は、子どもや若い労働者たちの心をつかんだ。そのなかには若き日の白土三平、つげ義春、さいとう・たかを等の作品があった。戦後社会のあだ花のように咲いた貸本文化の全貌に迫る!『貸本マンガと戦後の風景』を改題・文庫化。

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Posted by ブクログ

元「ガロ」編集者で北冬書房を主催、雑誌「夜行」「幻燈」の発行で知られる著者の、貸本屋と貸本漫画、そしてそれらが現役であった時代に関するエッセイ。
著者は白土三平、水木しげる、つげ義春の信奉者で、かつ若い時代を過ごした1960年代辺りで完全に頭の中が停止している左翼なので、そこら辺をそういうものとして読む分には良いかな。まぁ「おっさんのノスタルジー」本ではある。
いろいろ、貸本屋・貸本漫画から時代を読み解こうとはしているが基本的に全部印象で終わってるのが残念。
さいとうたかをへの評価に対する批判への反論が逆切れ感のある文章で面白かった。

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2022年09月26日

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